見出し画像

元 大学入試広報職員→独立・フリーランスの学校ブランディングコンサルタント。5つの特徴。

僕は大学をクライアントとする広告代理店に勤めたあと、私立大学に転職し、22年の間、広告宣伝・広報・PR・戦略企画・ブランディングと隣接領域の仕事をしてきました。

「大学バブル」と呼ばれる時代も過ぎ、中小規模の大学や女子大の学生確保が激化する中、男女共学、学部増設、校名変更、キャンパス移転など数々の組織改革広報を全て担当したほか、ランキングや規模・知名度に左右されない広報活動を行なってきた結果、2学部2学科しかなかった学校が4学部11学科まで発展しました。

同時に2010年頃からブランディングの戦略思考や自校存在意義を念頭においた広報戦略を重視し、組織へのインターナルブランディングでも成果をあげてきました。

この経験を通し、教育業界全体への活性化に目覚め、ブランディングを浸透させるため2023年に独立。今、教育業界が抱える経営課題をブランディングという統合的な手法で解決へ導く学校ブランディングコンサルタントとして活動しています。

そんな元大学入試広報職員であり、今は組織に属さずフリーランスで活動している僕が一般的なブランディングコンサルタントと何が違うのか?その特徴をお伝えします。

学校組織を理解している。

どの業界や組織にも独自の文化はあるかと思いますが、学校には業界独自の組織文化があります。僕も広告業界から学校業界へ転職した時は慣れるまで時間がかかりました。良い面でもあり、こうなったらいいのになと思うところもある文化。だからこそ、その組織文化を理解しつつ、社会と学校をつなぐ役割として機能する人材は学校にとって、有益な存在であると思っています。学校側の想いを理解し、学校側の一員となって一緒に悩み、一緒に考え、学校内のみんなが納得するブランドを作る。そんな存在になりたいと思っています。

一方的な提案は行いません。

専門的なリソースをサービスとする協力企業の力はもちろん必要です。でも、ぶん投げでは強いブランドは築けません。せっかくの提案に対し、とかく否定的な視点から入ってしまうことがあるからです。ブランドは自分たちの組織のものです。そしてブランドは組織のみんなが自分ごととして築き上げていくものです。だから僕は、分厚い分析資料や専門用語ばかりで良く理解できない企画書は提案しません。学校内のみんながわかりやすい平易な言葉を使うことを心がけ、学校内のみんなが加わり、みんなが納得できる。そんな役割となります。

いつでも、いつまでも学校と共に歩みます。

組織に所属すればそのスケールメリットは多くあります。その一方でしがらみも多くあります。僕は理想のクリエイティブを目指すため、あえて組織に所属しないでフリーランスとして歩んでいます。その学校にあったクリエイティブ、その学校のブランドに最適なクリエイティブ、それを可能にするためメンバーを固定せず、状況に応じたチームを編成します。そして、フリーランスだからこそ、その機動力を生かします。休みは不定期ですので原則いつでも対応します。そして、ひとりだからこそ「担当者変更」などということはありません。学校ブランドの推移を末長く見続けることで、社会状況の変化にも迅速に対応し、共感を得るブランドを構築していきます。

根っからの広報マンです。

30年近く、広告や広報の世界に身を置いてきて、さまざまな人たちを取材してきました。社会課題の解決を目指し、自身の研究に意欲を燃やす先生たち。そして、大学と関わりのある社会起業家の方たち。そうした人たちに触れ、活動を共にすることで成長していく学生たち。こうした人たちの話を間近で聞き、活動で見せる表情を撮影することでもっと、もっと多くの人にこの感動を伝えたいと思ってきました。きっと、次世代の中学生や高校生の心にも何か感じるものや芽生えが生まれるはずだと思っています。とにかく、現場を取材し、リアルでエモーショナルな発信をしていきます。

次世代の中学生や高校生のために。

大学進学を通し、自身の将来を夢見てキラキラした目を輝かせる高校生をたくさん見てきました。一方、心の奥底ではなんだかよくわからない不安やモヤモヤを抱えている、そんな高校生たちにも接してきました。彼らが受験という枠組みでなく、本当の意味で自立に芽生えるきっかけをつくりたい!たった少しの出会いだけど、彼らの一生の礎になるものを心に残したい!そんな想いで行き着いたのが「ブランディング」でした。各学校が自校の存在意義を自信を持って世の中に伝える。そして、それに共感した次世代が集まり、芽生える。ブランディングをきっかけに、そんな学校となるご支援をしたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?