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人生を変えた一冊

noteさんが投稿を募集しているのを
たまたま見たので
書いてみようと思いました。

私の人生を変えた一冊は
『命の重さはみな同じ: みなしご犬たちの物語』です。

命の重さはみな同じ―みなしご犬たちの物語 (動物感動ノンフィクション) https://www.amazon.co.jp/dp/4052025377/ref=cm_sw_r_li_apa_glt_i_2E7SJR7JXGZJVBV8FXMY


児童書です。
小学校中学年の時に読みました。

正確には一部だけ読みました。
全部は読んでません。


私は文字を読むのが好きではありません。

小学3年生の時に
ようやく漫画1冊が
ちゃんと読めるようになったくらいです。
ちなみにその漫画は『らんま1/2』でした。


だから活字で書いてある
この本は最後まで読めませんでした。

今では活字の本も
自分の興味のある話なら
1冊読めるようになりました。
誰かに強制された本はなかなか読めません。


さて、この本を読むきっかけになったのは
私の夏休みの天敵である
“読書感想文”のためです。

小学校低学年の時は絵本で書いても
特に問題はありませんが、
小学校中学年となると活字が好まれます。

夏休み前に配られる
学年ごとの読書感想文におすすめの本の一覧。
その中にこの本はありました。

私は犬が大好きです。
だからこの本なら読めるのでは?と思い、
この本を買いました。
まぁ、読めなかったわけですが。


私は読書感想文を書くのが苦手でした。

感想文というより
あらすじを書いてるだけでした。

その感想文を読む人は、
その本を読んでないから
お話の内容もちゃんと書かないと
読み手には感想が伝わらないと思って
せっせとあらすじを書いていたわけです。

でも、ある時に気づいたんですね。

友達と面白かったテレビ番組の話をする時に
番組の内容を初めから最後まで話すかな?って。

「この芸人さんのこの発言が面白かった!」
だけで伝わることに気づいたわけです。

読書感想文も
本の内容を初めから最後まで書く必要はなくて
友達に話すように書いたら
感想文も上手く書けるのではないか。

そう思ってから初めて書いた読書感想文が
『命の重さはみな同じ: みなしご犬たちの物語』でした。


この本を読んで書いた読書感想文で
初めて賞をとりました。
全部読んでないのに。


そこから私は文章を書くのが
好きになりました。

今、こうしてnoteを書いてるのも
お手紙書いたりするのが好きなのも
高校の国語の先生から
「お前、作文書くのだけはうまいな」と言われたのも

その経験があったからこそです。


読書感想文を書くコツは掴んでも
本を読むのは好きではないので
その後も読書感想文は
私にとって相変わらずの天敵でした。


noteさんが募集してる趣旨とは
違うとは思いますが、

この本は私にとって思い出の本であり、
人生を変えた一冊です。




全部読んでないけど🤭






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