【書評エッセイ】6月に読んだ本たち。
6月は仕事が大変なこと☟になっており、読了が3冊という体たらくでした。
いや、本当の原因は「PRINCIPLES」が長すぎたからかも知れません。
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PRINCIPLES / レイ・ダリオ
世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーターの創業者レイ・ダリオによる著作。
経営者の本を体が求めていて、且つ長男にも勧められたので、ウォルター・アイザックソンの「スティーブ・ジョブズ」以降、久しぶりに正座して読みました。(実際には正座していません)
ムハマド・ユヌス、リチャード・ドーキンス、スティーブ・ジョブズなど、私のアイドルがどしどし出て来て楽しめたのですが…ちょっと長すぎたかも。
コンパクトにエッセンスがまとまっているこちらもどうぞ☟
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人間主義的経営 / ブルネロ・クチネリ
経営者本が続きます。
イタリア・ソロメオ村発のファッションブランド「ブルネロ・クチネリ」の経営についての本。しかし、いわゆるビジネスに関する記述はほとんどありません。自然、人間、哲学、芸術による経営の本です。
彼の話を聴きに、ジェフ・ベゾスを含めた今をときめく最先端の経営者達がイタリアの片田舎に集まったという話が象徴的。
これらの最先端を行く経営者が未来の経営を模索する際に、一見昔ながらの古びた経営とも取られかねないクチネリさんの経営に注目をしているのです。
この本を「読んだ方がいいよ〜」ではなく、「絶対読め、お前は!」と勧めてくれた読書メンターのみなさんに感謝します。
正に今、私が読むべき本でした。
この本については、別note書きましたので、こちらものぞいてみて下さい☟
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ユルスナールの靴 / 須賀敦子
先述の「人間主義的経営」に出てくるマルグリット・ユルスナールの著作「ハドリアヌス帝の回想」☟からの流れでこの本にたどり着きました。
いや、「たどり着いた」というより「帰り着いた」と言うべきでしょう。
ようやく文学作品に、しかも須賀敦子さんに帰って来ました。
須賀さんの本には年に1回ぐらい帰って来ます。
「来る波に乗る」主義ですので、敢えて私から擦り寄りはしません。
限られた須賀敦子さんの作品を浪費したくない思いもあります。
久しぶりに味わいながら、文章を読み、心の洗濯ができました。
前回、須賀敦子さんの作品を読んだのは、去年の夏でした☟
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6月末でこれまでのフェーズが幕を閉じ、7月1日から私にとって新しいフェーズが始まりました。
ここでのあと1ヶ月は、すべてを愛おしみながら、日々を過ごしたいと思います😎
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過去の「読んだ本たち」シリーズはこちらです☟