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#エッセイ

名前も知らない人のアカウントを2年かけて特定したら人生が確変に入った

名前も知らない人のアカウントを2年かけて特定したら人生が確変に入った

自慢じゃないけどネットストーカーが得意。彼氏の元カノのインスタグラムとか秒速で見つけちゃう。マジで自慢じゃないです。このあいだ、友人がVJをやっているというので1分でそのVJユニットのツイッターアカウントを特定して送り付けたら「ネトスト1級?」と聞かれた。粘着質の賜物ですわよ。

まあそれにしたってアカウント特定にはある程度の手がかりが必要になってくる。名前、居住地、出身大学、エトセトラ。なんらか

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20代後半の迷宮

20代後半の迷宮

最近、自分の年齢を忘れることがある。27歳だったか28歳だったかわからなくなるのだ。そして、28歳だということを思い出すと、少し焦るような感情が心に生まれる。

おそらくほぼ同い年であろう2人の女子が配信しているポッドキャスト「ゆとりっ子たちのたわごと」が好きで、たまに聞いている。この間の話題に、「クオーターライフクライシス」があがっていた。人生を100年だとするとその四分の一が終わったと言える2

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フォローミー効果。

フォローミー効果。

目を細めてしまうほど眩しい金色に輝く太陽。キュッと毛穴が引き締まる寒さ。深くて香ばしいコーヒーの香り。時々走りさる車のエンジン音の合間に聞こえてくるピピピッという雀の鳴き声。久しぶりの朝からの散歩だ。

そのどれもが、ぼくの後悔を洗い流してくれる。通常このエッセイ的なものは、眠る前に書くことがほとんど。もちろん昨夜もパソコンを開いて、最初の4行を書き出していた。が、そこからの記憶がない。敗因は、戦

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お店でも宿でもない、山奥の玄関が、つながりを作る。

お店でも宿でもない、山奥の玄関が、つながりを作る。

さきほど近所のおばあちゃんがやってきて

「西村さんにパソコンで調べてもらえれば詳しくわかると思って」

と頼まれたので調べてみたら、インターネット上でたった20分前に出されたすぐ近くのクマの出没情報でした。

聞けばそのおばあちゃんも知人からの電話で知ったとか。

ネットなみに早いご近所ネットワークにびっくり。

で、そのままクマの件で玄関に座りながらおしゃべり。

しばらくすると職員さんもいら

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世界は誘われない人でできている

世界は誘われない人でできている

今回ちょっと長文です(私にとって)

・・・・・・・・・・

この世界は誘われない人でできている。100人いれば、90人が誘われない人だ。残りの7人が誘う人で、3人が誘われる人。それに気づいたのはここ最近。

いつも人に誘われない側だ。グループ分けをするときにいつも最後まで残る子どもだった。「あの子が欲しい」と言われない子。そのまま大人になってしまった。

「何かやる時に、あいつがいた方が面白いよ

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マッチングアプリで人が奇行に走る理由

マッチングアプリで人が奇行に走る理由

いま会社で新しい出会いのサービスを作ってるので、出会いにまつわるnoteを書いてます🕺今回のテーマは、マッチングアプリについて👨‍💻

今日は僕がマッチングアプリを使ってて、どんどんおかしくなってなった話を書こうと思います。現在マッチングアプリはほぼ使わなくなりました。

共感してくれる人もいれば、ザワつく人もいるでしょう…でもどうしても伝えたいのです、マッチングアプリがなぜ人を奇行に走らせ

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