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たびのはなし②

たびのはなし②

タイのチェンマイに滞在した時であった女の子とその後。

始めてのバックパック、東南アジア周遊。最初は友達と2人でスタートだった。途中で分かれて、チェンマイは一人旅だった。
そこでたくさんの人に出会ったけれど、そのうちの1人に同い年の女の子のバックパッカーがいた。

この旅初めての、一人旅している同い年の女の子だった。

彼女とのチェンマイでの出会いはとても嬉しかったけれど、その後の度重なる偶然の方

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たびのはなし①



父親が独身時代に買ったという深夜特急を読み始めて、わたしの頭はこれまでの(決して多いとは言えないが)旅中に起こった出来事でいっぱいになっている。

言葉を綴るのが好きなのに、旅中はそれが妙に億劫に感じられて、いつも心の中にしまってしまう。でも、こんな出来事があったというのは、しばらくしたら忘れてしまうのではないかとも思う。

だから思いついた順に適当に記していくことにした。

一人旅の時、私は

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リハビリ

#就活 #就職活動 #自己分析

あまりにも長いことまとまった文章を書いていなくて(ESを除く)、文章の感が鈍ってきたので、リハビリしたいなと思いnoteを久々に開きました。

1年生の頃から3年生になる前まで頻繁に書いていたブログがあります。たまに見返すと、自分の文章ながら”ハッと”させられることが多々あります。

感情とか考えた事って言葉にしないと忘れてしまうんだな、ということにいつも気付かさ

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じかん

たった1分のバスの遅れが気になってしまうのは、あと5分後にゼミが始まってしまうから。

いつもなら、目覚ましが時間通りにどんなに鳴っても、1分でも長く布団の中にいたいと思うのに。というか、実際に1分どころか数分から数十分無駄にする。

他人に時間を委ねた瞬間に、時間に対しての執着が湧いてしまうから不思議。

ちなみに、待ち合わせに遅れてくる人を待つのは苦ではありません。

そんなバスの中。
ああ、

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きじゅん

長期休みの度に海外行ったり、英語の文献読んだり、外国人の友達がいたり、私の周りではごくごく普通のこと。特別だと思ったことはほとんどなかった。これで帰国子女だったり、長期留学してたり、就職も海外と絶対関わりたい!っていう人が私にとって"海外志向の人"、だった。

でも、面接では大体"あなたは海外志向なんですね"って言われる。

あ、そういう風に見えるんだ、っていう発見。

自分の"普通"は、人にとっ

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にほんご

日本語って本当に難しい。
世の中には間違った使い方やスラング、略語が溢れていて、そのうち日本語の原型が消えてしまう気がして、かなしい。

日本語を学ぶ外国人の方々まで崩れた日本語を使っているから、一日本人としてなんとも恥ずかしい気分になる。

現代に生きる私が古文が苦手なように、言語は時代とともに変わってしまうのは仕方ない、とは思う。

でも、日本語は表現の幅の広さが魅力なのに、全ての感情が"やば

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すきなもの

すきなものは、すき、だけで終わってはいけない風潮を感じる最近。

私はモダンアートが好きだけど、誰の作品とか、そういう点に関しては全くもって詳しくはない。独創的な世界を覗き見るのが好きなだけ。

音楽もそう。一度もミュージックプレイヤーを買ったことがない位、音楽には疎い。でも、たまたま聴いた曲を気に入ったりすることは、もちろんある。それが超有名アーティストだったり、めちゃめちゃマイナーだったり、幅

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かっこいい?

先日、ご縁があって、地域の魅力を発信したい!という市民活動をされている方が集まる会にお邪魔した。

40代後半から60代後半くらいの方々が集まるその場所は、自分たちの好きな街を、みんなにも好きになってほしいというような、そんな純粋な思いと目的しかない空間だった。いやらしさがない。

最近、一部の学生の間で、何かをした人がえらい、すごい、かっこいいみたいな風潮があるように感じる。

その何か、は学業

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かんきょう

説明会で、近くの人と話した時
面接で面接官と話すとき

グローバルだね

と言われることが増えた。

旅が好き、海外が好き、そんな自覚はあったけど、自分がグローバルな人間だなんて考えたことなかった。

周りには昔から英語に親しんだ人、帰国子女、ハーフ、留学経験者などなど、そんな人がたくさんいたから、彼らこそが真のグローバルな人間だって、思ってたんだと思う。無意識だけど。

なんだけど、ひとりで海外

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たびのはなし③

たびのはなし③

インドネシア、ソロという街に行った時のこと。

インドネシアの伝統的な布である、バティックに魅せられて、インドネシアへ飛んだ。

私が10日間滞在していた街、ジョグジャカルタから電車で約1時間のところにソロはある。

ソロの中にも、バティック工房が密集する地域が2つある。午前中、1つ目の地域にいき、その後昼食を挟み、2つ目の地域に行こうとしたのだけれど、どうしても道が見つからない。

観光案内所が

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