『心理臨床と霊障』 必読本リスト
心理臨床の現場では、しばしば不可解なことが起きるという。
大抵の精神科では、クライアントの話を聞かずに、すぐ薬を出すというところが多いのだが、それとは正反対に、クライアントに向き合い、どんな不可解なケースにも、前代未聞の問題にも、全力で立ち向かう医者や臨床心理士、研究者がいる。
偏狭な心で「オカルトなんてない!」「世の中に科学で解明できないことはない!」と切り捨てる医療従事者や心理職にしか縁がなかったために、本来なら回復できたはずのクライアントがますます重症化し救われなくなる事態も想定できるし、きっと過去にも沢山あっただろう。
このnoteでは、普段はなかなかお目にかかる機会がない、知っている人も非常に少ないと思われる『心理臨床と霊障』について、参考になる書籍を紹介しようと思う。
私は心理学科で3年学んだが、もちろん教科書には「霊障」なんて言葉は出てこないし、先生も「?」という反応をされる方ばかりであった。
しかし、世の中にはレアだが、霊障や謎な意識体と接触する機会もあるので、予備知識はあったほうがいい。
殊に「トランスパーソナル心理学」は、もう知らないでは済まないくらい、重要になっているのではないかと思う。
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心理職の人、目指す人に、ぜひ読んでいただきい本
大宮司 信(だいぐうじ まこと)先生の本
クライアントの治療や経過、生い立ちなど詳しく書いてある。
もちろん憑依、憑き物、祈祷、シャーマニズムの研究も充実した内容となっている。
老松克博先生の本
老松先生が対峙した"サトル・ボディ"という意識体との臨床の記録。
老松克博先生は、ユング派であり、アクティブ・イマジネーションを用いた無意識とのやりとりについて、何冊も本を書いている。
帯津良一先生の本
原因不明の病として扱われる「気功の偏差」。
症状は急性の精神病に非常に似ており、コントロール出来なくなると、精神錯乱や感覚異常、幻覚・幻聴など起こすこともある。
私も丹田呼吸法が合わず、過去に2度、偏差状態になった。自力で回復して助かった。
オカルト雑誌『ムー』の読者にも発症者が多いようで、学生の頃に『ムー』で文通募集をかけた私は、数名からイカれた手紙を何通も送りつけられて恐怖だった。
思えば彼らは精神病か、または間違った瞑想や呼吸法をしたことにより偏差に陥っていたのかもしれない。
治す方法は現代においても、白隠禅師の『軟酥の法』しかないのではないかな。私は毎回これで治ったんだけど。
そう言う意味でも、この本は重要である。
帯津三敬病院は、呼吸や気功、ホメオパシーなど統合医療を取り入れている数少ない病院である。
特に「癌と心理」に関する研究に強い印象がある。
橋本和哉先生の本
この本で紹介されている「気あて診断」は、私もたまにやるが、正確性や効果を実感することが多い。
症例はいくつも紹介されているが、治し方は一人一人に合わせた対処をされているようだ。
橋本先生は、主に氣の操作で対処しているようだが、漢方薬を使うこともあるそうで
他、いくつかの漢方薬が霊障に効くと紹介している。
前世療法の本
現世で悩まされている感情や問題が、前世の記憶に結びついた途端、病や破壊的・依存的な人間関係の悩みがなくなるケースが数多く報告されている。
ワイス博士の『前世療法』のインパクトが大きかったため、日本の精神科、心療内科でも催眠療法が行われるようになった。
日本人医師による前世療法の本。
霊障による精神的なトラブルと関連の深い心理学についても知っておいてもらいたい。
トランスパーソナル心理学の本
日本で最初にトランスパーソナル心理学を紹介した、吉福氏の本は必読。
インテグラル心理学の本
“意識研究のアインシュタイン”と言われるケン・ウィルバーのインテグラル理論を知れば「可能性を排除する」安易な選択はしなくなるだろう。
(私は他にもウィルバーの本は何冊か読んだが、霊障による精神攪乱は、低い意識レベルで起きると定義されていたはず)
過去に医療系情報サイトで「肩こりの原因は悪霊の仕業かもしれない」と紹介していて炎上したが、それ以外の要因もたくさんある中で、霊障をまず先に表に持ってくるのは大間違いだ。
(498社で働いた私はD⚪︎NAで働いたこともあり、あそこの運営、ビジネス姿勢なら大量閉鎖もさもありなんと納得)
だがしかし、霊障も可能性の1つとして排除できない。
何をしても治らなかった肩こりが神社でお祓いしたら、すっかり消失することはよくある。私は何度も経験しているし、妹も30代の時に五十肩のようになり手が上げられなかったが、1回のお祓いで見事に症状が消失した。
「万策尽きた」時は、霊障の可能性を疑ってみることも大事だ。
ちなみに南米では、まだ心霊治療が続いていると、心理学会の勉強会で聞いた。
ホセ・アリゴーは、唯一"本物"認定された心霊治療家だ。
この映画は必見!
日本では除霊、西洋では悪魔祓いが近年でも行われている。
神社や教会で癒えるケースについて、面白い記事を見つけたので紹介する。
私は、秩父三峯神社の力を借りて、神主を頼らず、自力で憑き物を落とした。
「霊なんていない」と決めつけずに、「霊障」も1つの可能性として受け入れることで、何年も適切な措置がなされず、ほったらかしにされ、薬漬けにされて、状態が悪化しているクライアントを救い出せるかもしれない。
そういう思いから、かつて心理学・精神医学書マニアだった私は、この記事を書いた。
なお、霊障より複雑で、しかも精神病でもない厄介なケースの対処法は、次の有料記事にまとめた。
今や絶版になってしまった"貴重な心理学書"の紹介も少ししている。
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