30年ものの傷ついたインナーチャイルドの癒しと外界の変化
インナーチャイルド(内なる子供)とは、1950年代にアメリカの精神科医である、エリック・バーン氏により提唱された『交流分析』の個人の自我の3つの状態
P(Parent:親)
A(Adult:成人)
C(Child:子供)
のChildが発展した概念なんだそうだ。
私は、ユングの『内なる子供』概念のほうに馴染みが深かったので、元型や精神的力動エネルギー体のイメージを抱いていた。
インナーチャイルドの概念が広く知れ渡ったきっかけは、1970年代にジョン・ブラッドショーの著作がヒットしたからなど、諸説ある。
一見健康そうに見える人の中にも、内なる子供は必ずいて、1つや2つ、大なり小なり、傷を抱えているものである。
内なる子供の元型は「孤児、傷ついた子供、魔法の子供、自然の子供、永遠の子供、隠れた子供、独立した子供」と数種類いるそうだが、日本では書籍などの情報が少ない。
「自然な子供」は、タロットカードの太陽の子供に喩えられることが多い。
生命力の象徴であり、幸運の意味合いも強い。
傷ついたインナーチャイルドが癒されない限り、人は本当の意味で人間性を回復することはない。
そのくらい重要なポジションにいる、決して無視できない存在なのだ。
ちなみに傷ついた子供は癒されると、自然な子供に変容して人生が豊かになる、と何かの本に書いてあったが思い出せない。
複雑性PTSDと複合神経症歴30年の私の、長らく放置されたインナーチャイルドは、立派な『傷ついた子供』となり、心の奥底で大変なことになっていた。
つい最近、私の中の、人間の子供から化け物のようになってしまった凄まじいインナーチャイルドの解放に成功したので、その過程を有料で公開することにした。
「必要な人に届きますように」
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不運な人を助けるための活動をしています。フィールドワークで現地を訪ね、取材して記事にします。クオリティの高い記事を提供出来るように心がけています。