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【Society5.0】『GIGAスクール構想』で、新しい時代を生きる子ども達を育成する!!

こんにちは。

住谷知厚です。


皆さんは今どんな携帯電話を使っていますか?

2008年にソフトバンクを通してApple社の「iPhone」が発売され、日本にスマートフォン(以下、スマホ)が参入してから早13年。

2019年に行った総務省の調査によると、世帯におけるスマホの保有割合は8割を超えています。
今や普段の生活や仕事においてもなくてはならないものとなっていますね。

スマホの登場で、良くも悪くも僕たちの生活はガラッと変わったと思います。
では皆さんはそのスマホをどのように使っていますか?

経済協力開発機構(OECD)の調査によると、「一人用ゲームをする」「チャットをする」は、いずれも日本がOECD加盟国中1位です。
一方で、パソコンやスマホなどデジタル端末を使って「勉強する(宿題をする、学習ソフトや学習サイトを利用するなど)」は、OECD加盟国中最下位だそうです。

このような状況下で進められているのが、文部科学省の”GIGAスクール構想”です。
では、その「GIGAスクール構想」とはいったいどんなものなのでしょうか?


GIGAスクール構想とは?

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写真ACより出典


GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の頭文字で、「すべての人に世界的規模で革新的な入り口を」という意味になります。

義務教育を受ける児童生徒に対して、ひとり一台の学習用デジタル端末を配布、学校内の高速ネットワーク環境を整備し、電子黒板やデジタル教科書の利用、小学校でのプログラミング教育が必修化される新学習指導要領の実施など、教育のICT(情報通信技術)化を目指すといった内容です。

特にオンライン学習は、コロナ渦において一躍注目を集めましたよね。

計画の一部はコロナ禍の休校措置で前倒しされ、公立の小中学校を設置する全国の自治体では、2021年3月時点で97.6%が子ども専用のデジタル端末とネットワーク環境の整備を終えた。さらに2024年度には、従来の紙の教科書と併用しつつデジタル教科書の導入を進めるという。今後の教育現場ではデジタル教材の活用や、いわゆるオンライン学習を十分に行えるだけの指導力が求められる。

下記HPより引用


緊急事態宣言の発令当初は、学校での授業ができなくなりました。

2020年7月に公表された文部科学省の調査によると、Zoomなどのリモート会議システムを使った「同時双方向型オンライン指導」を行った教育委員会は全国で15%、4月時点ではわずか5%にすぎなかったといいます。


最後に

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写真ACより出典


小学生が在宅でオンライン学習をする場合、特に低学年では保護者の見守りや協力が必要になります。
ところが、「保護者が出社しなっければならない」、「自身もテレワークで仕事に影響が出る」といった事情により、「オンラインよりも対面で」という要望も多くなっているそうです。

僕もZOOMなどで会議をする機会が増えてきて、とても便利だと思う一方で、やはりアナログに顔を突き合わせて仕事したいと思う時もあります。

Society5.0社会を生きる力を養うために、そして誰もが”公平で質の高い教育を受けられる”ような世界のためにも、”教育の情報化”は大切なことだと思います。

常識にとらわれることなく、状況に応じて各々の判断で様々な選択ができる世の中になったら安心ですね。


今日はここら辺で♪


《参考》
「オンライン授業の高すぎた壁」現場の悲痛な叫び

総務省HP 情報通信機器の保有状況

内閣府HP Society 5.0


住谷知厚(すみたにともひろ)

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