【社長のこだわり☕】『サザコーヒー』から学ぶ商品開発の秘訣!
こんにちは!
住谷知厚です。
先日、今年の3月24日にJR新橋駅の改札前にオープンしたというコーヒー屋さんに行ってきました。
『サザコーヒー エキュート新橋SL店』というコーヒー店で、品川駅構内、東京駅前の商業施設KITTE、二子玉川駅前の商業施設riseに続き、都内では4店目の出店になるそうです。
サザコーヒーとは
「サザコーヒー」は1969年に個人経営の喫茶店として創業されたコーヒー店で、16店という少ない店舗数の中、小回りのきく機動力を生かして、次々にユニークな商品展開を仕掛けていることが特徴の1つです。
一方、コーヒー文化や歴史を深掘りした商品の開発もしてきており、このコロナ渦で外食店を取り巻く環境が厳しい中、2020年度に続き2021年度の業績も黒字となったコーヒー店です。
社長である”鈴木太郎”さんは、現在最も評価が高いコーヒー豆である「パナマゲイシャ」の価値を積極的に日本に広る活動もされています。
このコーヒー豆がどれくらいの価値かというと、2021年9月に行われたパナマゲイシャのオークションで、約46kgのコーヒー豆が約2833万円で落札されるほどのものだそうです。
パナマゲイシャの商品価値
計算すると、コーヒー1杯につき3万6000円もするような超高級コーヒーを鈴木さんは「しあわせの共有」という商品価値を持たせて提供しているそうです。
2021年に各店舗で開催された「第3回パナマゲイシャまつり」では、焙煎したそのコーヒー豆をミニカップで提供されています。
先ほどの計算で考えると1杯9,000円もするところを、1杯500円と10分の1にも満たない価格で売り出しました。
SNSでも告知したことで都内の店では行列でき、テレビの取材も入るほど人気を呼んだそうです。
話題性に富んだ商品開発
また、史実を踏まえた商品開発も得意で、2003年に発売した「将軍珈琲」が大ヒットしています。
このコーヒーは江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜の逸話にちなんで開発されたもので、徳川慶喜の直系のひ孫にあたる徳川慶朝さんが焙煎したことでも話題性を呼びました。
現在は、2021年に発売した「渋沢栄一仏蘭西珈琲物語」が、NHK大河ドラマの効果も後押ししてかなり人気だそうです。
このコーヒーは、資本主義の父・渋沢栄一がパリ万博派遣の際に味わったとされる深煎りコーヒーをモデルとしていると言われています。
今回僕はその「渋沢栄一仏蘭西珈琲物語」をいただきました。
すごくスッキリした味わいで、とても飲みやすいアイスコーヒーでした。
ストローレスのカップで、地球環境にも配慮されたカップになっています。
最後に
「サザコーヒー」の商品開発は、いかに”商品の価値”を追求するのかに重点を置いていました。
先の超高級コーヒー「パナマゲイシャ」についていえば、普段僕たちがあまり意識しないコーヒーの品質価値をテーマにされていました。
こうした「サザコーヒー」の商品開発やマーケティング戦略は他にも様々なたくさんあるそうです。
多様性が広がる現代において、以下に他者との差別化を図っていくか、とても勉強になりますので、気になった方は是非調べてみてはいかがでしょうか。
また、話は変わりますが、実は僕の弟も今月から飲食店を開店することが決まりました。
どんなお店になるのか、非常に楽しみです。
素敵なお店になると思うので、オープンしたら僕も応援したいと思います。
それでは今回はここら辺で♪
《参考》
茨城サザコーヒー、たった16店で放つ存在感の神髄
住谷知厚(すみたにともひろ)
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