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読書が好き

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読みたい本と、読んだ本。
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読んだ本2020

読んだ本2020

今年読んだ本をふわっと振り返ります。そんなに専門的なことは書けないです。

急激に小学生のころのような集中力を取り戻して読み進めたのが「アクロイド殺し(アガサ・クリスティー)」。これのドラマ版が2018年にあったそうで(黒井戸殺し)、再放送を強く希望しています。三谷幸喜監督で、大泉洋の演技が凄くいいらしい。2021年にも「死との約束」というドラマやるらしいので録画確定ですね。
アガサ・クリスティー

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読書記録2021

読書記録2021

少ない冊数ですが、今年も記録として残しておきます。

雨はコーラが飲めない(江國香織)マイエッセーブームの時に読んでいた一冊。ほとんどの話でその場でかけている音楽について触れられるのだけど、今迄触れたことのない曲ばかりですごく新鮮だった。きっと江國さんと同じ年代の方が読んだら懐かしいものなんだろう。その音楽を聴きながら一話ずつ読むのが楽しかった。

青くて、痛くて、脆い(住野よる)ひりひりしました

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東京ディズニーリゾートに行く前に読む本まとめ【随時更新】

東京ディズニーリゾートに行く前に読む本まとめ【随時更新】

開園前の長い待ち時間を使って、あるいは電車の中で、ひいては前日にホテルで、一冊の本をお供にディズニーリゾートを楽しんでみてください。

ディズニーの歴史ディズニーランドとは何か東京ディズニーリゾートとは何か社会学的観点『都市と消費とディズニーの夢─ショッピングモーライゼーションの時代』

心を委ねられる友人は、本の中に。 『両手にトカレフ』と『思い出のマーニー』

心を委ねられる友人は、本の中に。 『両手にトカレフ』と『思い出のマーニー』

これは私のための物語ではない。── というのが、読み始めてすぐの正直な感想だった。私のための物語ではないが、著者が伝えたかったこの視点を知らなきゃいけないという気持ち、いや、もしくはただの卑俗な好奇心に包まれながらものめり込んでしまい、頁を捲る手が止まらなくなった。

ブレイディみかこさんが上梓した初の長編小説『両手にトカレフ』の中には、イギリス郊外の町に暮らす少女の過酷な現実が描かれていた。それ

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2020年、価値観にゆさぶりをかけてくれた10冊の大切な本たち

2020年、価値観にゆさぶりをかけてくれた10冊の大切な本たち

2020年(とくに後半)はたくさん本を読んだ年でした。「知り合いにおすすめされた本はとにかく買う」「買うかどうか迷った本は買ってから判断する」の2つのマイルールを素直に守った結果、Amazonの注文履歴がすごいことになりました。

大切なことは歴史から学ぶべきだし、知らなかったことは新しく学ぶべき。本を読んだことで、新しいことへの好奇心が高まり、何より自分の至らなさ・不勉強さを知ることができて、い

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