無添加パン研究所パパシュ
パン作りのプロから見たパンつくりの為の重要なポイントとは!
今回で自家製小麦を作り始めて3回目、小麦畑の準備がほぼ完了しました。そんなに広くはない小麦畑ですが、手作業(人力)での準備はため息をつくほど大変な作業でした。 畑を耕すのは、知り合いの農家さんにトラクターで耕してもらいましたが そのあとの作業は、数百キロの肥料を手蒔きでしたので大変でした。まだこの後、小麦の種蒔きが残っていますが・・・ この小麦畑の面積だけでは一年分の一般家族(4名と考えると)の消費量をまかなうことが出来ません。これ以上に収穫するには、大規模な耕地と
食品ロスについて思うこと食品スーパーには、週一位に買い物に行きます。そこでいつも目にするのが売れ残った食べ物(商品)達です。日によって残る数は違うと思いますが、その日は、大量に残っていたのでビックリしました。 こんな事が日本中の食品売り場(その他多く)で繰り返されているとは?・・・そんなことを思うと本当にもったいない話だと思います。 事実として世界には、何億人もの人たちが食べ物に困っています。皆さんもご存じのように日本は、多くの食料を輸入に頼っています。食糧自給率も
気温の上昇と共に自家小麦がグングン育っています。 それと一緒に雑草くん達もあちらこちらで力強く伸びてきています。 収穫まで後、約2か月余り、草刈り作業と土寄せ作業が大変です。 おいしい小麦粉が採れますようにと祈りながら、作業に集中しています。 足が痛い、腰が痛いとぶつぶつ言いながら、少し動いては、体を伸ばし、周 りの景色を眺め、青空を見上げてはため息をついています。 我が小麦畑は、約1反(330坪ぐらい)、人力での作業・・・。TVで観る 海外の小麦生産作業は、御
全国にはたくさんのパン屋さんがありますが、ほとんどが小規模なパン屋さんだと思います。早朝から夜遅くまで大変なご苦労されているかと思います。 昨今では、円安で輸入物価がどんどん上昇しています。材料価格、人件費、電気・水道などの光熱費もどんどん上がっています。 特に食品業界などは、ほとんどが、薄利多売の業種です。商品価格にプラスすればいいじゃないかとという人がいますが、なかなかそう簡単にはいきません。 多少の価格アップは、お客さんも仕方ないなぁ~と思うかもしれませんが、
健康を考えた家族のためのパンレシピ、配合の数字は、頭にしっかり入っています。パン作りに必要な道具も半分無意識状態で目の前に用意でき、いつものパンつくりのスタートです。と・・・思ったけれども今日は、いつもと違うパンを焼くことにした。頭に入っていたいつもの数字が消え去り、レシピを見ながらの作業開始!。一つ一つ配合の数字を確かめながら慎重に材料を計量する。ボールで混ぜている生地の状態がいつもと全く違う。生地の状況を確かめながら過去の記憶から最適な生地の状態を導き出す。当然、発酵時
私は、家族のため、欠かさずパンを焼いています。そして自分が本当に納得するパンを焼きたいとも考えています。 私の考えですが、ほとんどの方がパンの香りが好きではないですか? 嫌いな方は、少数ではないでしょうか? パンの種類は多々あります。それと同じ数だけそれぞれ個性的な香りのするパンがありす。 同じ種類の同じ配合のパンを自分と他の人が作るのと、微妙にパンの出来上がりが違ったりします。それはどうして
私は、毎日自分で焼いたパンを食べています。パンは、小麦全粒粉orライ麦全粒粉を使って小麦粉と混ぜて焼いています、要するに小麦粉全粒粉混合パンということになります。全粒粉にこだわっているのは、体の健康面を考えての事からです。 全粒粉には、多くの栄養素が含まれています。例えば、抗酸化物、ビタミン、食物繊維、カルシウム。鉄分など豊富に含まれているそうです。 一般的に朝食などで食されているのは、食品スーパーなどで売られている食パンではないでしょうか? ご飯でいえば白米に当た
To 自分 Kindleで出版しました。 「こねずに簡単 無添加パン」 1/25 17:00〜無料ダウンロードキャンペーン中! リンクは本文最後にあります。 【本の概要】 美味しく・楽しく・健康的な暮らしを追求したいあなたへ! この本は、無添加パンの店を23年間経営した私たちが、家庭でできる「こねないパン作りの手法」に焦点を当て、読者の皆様に、簡単に美味しいパンを焼く楽しみを紹介しています。 さらに各章では、パン作りだけでなく、信州
長い間、やりたいと思っていたことがやっと実現できました。昨年秋に小麦の種を蒔き、今年6月に収穫、そして製粉してやっと小麦粉が出来んです。 小麦粉の重さにして約23KGほど、やっとの思いで完成した小麦粉。これほど大変なこととは・・・。無化学肥料、無農薬、手作業の雑草抜き、収穫した小麦の天日干し数日、そして細かなゴミ取り、体力と気力が無くてはできない作業でした。 そんな大変な作業で出来上がった小麦粉。これでパンを作るぞっと! 気合が入ります。出来上がった小麦粉は、少
3月下旬から小麦畑の雑草除去と土寄せの作業を4日間かけてやっと終了させました。雑草除去の農薬などは、使わないようにしているので大変手間のかかる作業です。 私がお借りしている農地の広さは、本当に狭くてこの畑から、どれだけの数のパンが焼けるのか?・・・ふと考えてしまいました. 日本の皆さんが毎日食している小麦粉の消費量を考えると、どれだけの「労力」がかかっているのか?・・・と思ってしまいます。 小麦の多くが、カナダやオーストラリアや米国から大量に輸入されているのはご
私は、農学部で食品微生物や発酵を専攻していました。卒業後は、大手製パン会社に入社しました。そこでパンの製造に携わり、現場の状況を見てきました。 この時に、多くの食品添加物を加えて製造していました。実際に手に湿疹ができて治らなかった事もありました。 そんなこともあり、無添加のパンを作ろうと、「無添加パン店」を開業した訳です。 しかし、実際は大変でパン屋のパンは、シンプルなパンだけではありません。菓子パンや総菜パンがあり、その中身(具材)に関しても無添加にするには、手
私がまだ中学生だった頃、社会科の授業で「日本の農業就業者数が減少し、高齢化が進んでいる」と学びました。その時の状況は、まだ農業就業者人口に余裕があったのではないかと思いますが、それから約半世紀が過ぎ、いまだに改善されずにいます。現状では、どんどんと農業就業者数減少と高齢化が進んでいます。私が住んでいる地域でも70歳以上の高齢者ばかりで若い人はごくわずかです。 農業は重要な仕事ですが、自然に左右されやすく不安定で、収入は他の業種と比べると少なく、体力的につらい仕事です
先日、農業を営む知人にお会いした時、彼の手を見て年輪の深さと仕事の重みを感じました。‘‘ゴツゴツとした力強い手‘‘本当に印象的な一瞬でした。 私は、(パンを作る仕事)第一線から退いて数年になりますが、自分も同じだったなぁ~~と ふとその時のことを思い出しました。 現役の時は、毎日力仕事の連続で、その時の手の指の関節は円く膨らみ、太く、そして手のひらは分厚く、野球のグローブのようでした。体は相撲の力士のようになっていました。 家内はいつも、自分の手を‘‘人には見せ