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睡眠の質に関係するセロトニンの合成に関与する「ビタミンB3」のこと。
👇前々回
神経伝達物質である「セロトニン」の合成に関与するとされているビタミンB3について自分用にまとめてみることに🔍(ざっくりまとめて後から追記するスタイル😊)
ビタミンB3とは
ナイアシンとも呼ばれる水溶性ビタミン
(ナイアシンの別名:ニコチン酸、ニコチンアミド)糖質、脂質、タンパク質の代謝に関わる酵素の働きを助ける補酵素
神経系、消化器系、皮膚や粘膜の健康維持する
過剰摂取による影響:
ビタミンB3は、一般的に安全なビタミンだが、高用量を摂取すると、皮膚の紅潮、吐き気、嘔吐、肝機能障害、高血糖、痛風などの副作用を引き起こす可能性がある
不足による影響:
不足は、ペラグラ症状(皮膚の炎症、下痢、精神神経症状、認知症などが)、食欲不振、疲労感、口内炎、不眠などを引き起こす可能性がある
ビタミンB3(ナイアシン)の主な働き
エネルギー産生:
炭水化物(糖質)、脂肪、タンパク質からエネルギー生産する際に重要な役割を果たす
皮膚や粘膜の健康維持:
皮膚や粘膜の炎症を抑え、健康な状態を保つ
神経機能の維持:
神経伝達物質の合成に関与し、脳の神経機能を維持する
DNAの修復:
DNAの修復や複製に重要な役割を果たし、細胞の健康維持に役立つ
血行促進:
血管の拡張作用し血行を促進する
コレステロール低下:
LDLコレステロールの低下に役立つ
その他:
アルコールの分解などにも関与する
ホルモンの合成に関与する
ビタミンB3(ナイアシン)は、ホルモン合成において重要な役割を果たします。特に、以下のホルモンの合成に関与しています。
ステロイドホルモン
コレステロールからステロイドホルモンが合成される過程で「補酵素」として働く
体内の様々な機能調節に関わる関るステロイドホルモンには、コルチゾール、アルドステロン、性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン、テストステロン)などがまれる。ビタミンB3(ナイアシン)はこれらのホルモンバランスを保つ上で重要な役割を果たす
セロトニン
気分、睡眠、食欲、学習、記憶など、多くの重要な身体機能に関与する神経伝達物質必
ビタミンB3(ナイアシン)が不足すると、セロトニンの生成が阻害され、気分障害、不安、不眠症などの症状が現れる可能性がある
ビタミンB3を多く含む食品
肉類(鶏むね肉、豚ヒレ肉など)
魚介類(マグロ、カツオ、サバなど)
レバー
キノコ類(マイタケ、シイタケなど)
豆類(落花生など)
穀類(玄米など)
ビタミンB3の1日の摂取量の目安
成人男性: 13mg
成人女性: 10mg
妊娠期: 16mg
授乳期: 17mg
摂取する際の注意点
特定の薬を服用している場合は、飲み合わせに注意が必要。ナイアシンをサプリメントなどで摂取する場合は、医師や薬剤師に要相談