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むー^_− ☆
2023年3月25日 18:07
⑫は下のリンクから第三章7.開戦 12月になった。依然として、店長のパワハラは続いていた。僕も結構言われていたが、一番被害に遭っていたのはキッチンのKさんだった。Kさんは、この人、今まで怒ったことあるのか?と言いたくなるほど優しい人だった。店長に何を言われても、ペコペコして謝る。たとえ自分が悪くなくても。 店長からしたら、いいサンドバッグだったのだろう。それは徐々にエスカ
2023年3月11日 23:35
⑪は下のリンクから第二章5.跋扈 9月下旬。店長不在の中、営業は行われていたが、ようやく新しい店長が決まった。 それは料理長だった。 そして、店長に就任したこの日を境に、本性を現した。以前よりもさらにシフトを削るようになった。僕たちに何の相談もすることもなく、勝手に。しかも、めちゃくちゃ削られている人と、まったく削られていない人がいて、流石にいい気がしなかった。
2023年2月21日 03:07
⑩は下のリンクから第一章1.不穏 新しいバイト先。一品の値段は、王将の約3倍。世間一般的に考えると、文句なしの高級中華料理店だ。「また中華かよ! どんだけ中華好きやねん!」 そんな声が、どこからか飛んでくる気がする。いや、これも何かの縁なのかもしれない。 ホールは、男性4人(うち1人は店長)、女性13人。キッチンは7人で、うち1人がアルバイトの女の子。僕と友達
2023年1月22日 22:15
⑨は下のリンクからキッカケは友達の紹介だった。1月6日。いつものように友達と集まって喋っていた。その時に、僕の将来についての話になった。A「このままニートはマズいやろ笑」B「最近、バイトとか探してるん?」ワイ「……」A「じゃあ、俺の友達がおる王将で働く?」ワイ「えぇ......なんかしんどそう」A「いや、もうとりあえず働いてみよ! 今から店に電話するで!」ワ
2023年1月16日 17:42
⑧は下のリンクからバイト先を探して就職先を見つけなければいけなかった。といっても、そんな急に正社員で雇ってくれるところは中々見つからず、とりあえずバイトから始めることにした。だが、今まで長期間働いたことがなく、バイト慣れしていなかった自分からすると、働くというのはものすごく億劫なことだった《過去にやったバイトはユニバと海の家(どっちも夏の短期だけ)》。そんな時、高校のころ仲良かった