良い名前の思い出をたくさん
そうさ、
きっとほとんどが
どうでもいいことだらけなのさ
大切なことなんて限られてる
どこからか欲張って
手を放せないものが増えただけ
真ん中に帰れば
ほんとに大切なモノは選べる
何がなかったとしても
無くならないでほしいモノの名を
呼んで求め続けよう
その為の無様なら
喜んで受け入れよう
望んだ最高のゴールまでを
泥にまみれながら
無邪気呼び出して進むだけ
悲しみに抱き締められ
苦しみと手を繋ぎ
何一つ
無関心で無駄にしてしまわないように
涙流しながらでも
捨てなかった今が教えてくれた
喜ばしいのは
自分が生まれてきたことだけでなく
君が生まれてきてくれたこともそう
タイミングと
出会うための世界が
用意されていたこともそうなんだ
君が現れてくれたことで
終わるまでは終わらないことを
僕は覚えて
運命を穿つことすら
可能だと思えたんだ
君の名を呼んで
振り返った時のその表情(顔)を
抱き締めて始まった日々が
僕のメインストーリー
ガラスのようにもろい
思い込みのすべてが砕け
舞い散る輝きが指差したのは
君を想う自分
過ごす日々で
純度は高まり
感覚が拡がった
僕が望むのは
自分に与えられた時間に
君がいることで
数えきれないくらい
『良い名前の思い出』が
胸の中に飾られること
ただそれだけさ