マガジンのカバー画像

『ゴールデンカムイ』感想まとめ

『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。
『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武…
¥100 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#明治時代

ゴカム後の空白に……『警視庁草紙』のススメ

 『ゴールデンカムイ』最終巻も読んで、ぽっかり胸に穴が開いちまったよ。アニメに映画はある…

『ゴールデンカムイ』家父長制と戦った尾形百之助

作中で一番綺麗な終わり方をしたキャラクターは、尾形だと思います。が、実はメインプロットと…

『ゴールデンカムイ』最終回補足 杉元は“不死身”のままでよかったのか?

おかげさまで、連載完結後もこのマガジン新規購読者の方もおられまして、ありがたい限りです。…

『ゴールデンカムイ』#288 爽やかな男

 表紙にてこれまでの流れが振り返られます。鯉登は1885年、明治18年生まれと再確認。アジア・…

『ゴールデンカムイ』#287 門倉の馬

 門倉とキラウシは馬で五稜郭を突っ切ります。防風林まではなんとかなると駆けて行く門倉。こ…

『ゴールデンカムイ』#285 最終決戦

 いよいよ最終章が開幕だっ! 艦砲射撃 白石はまだ一万貫があると大騒ぎ。するとそこに艦砲…

『ゴールデンカムイ』#277 花沢勇作童貞防衛作戦

 1901年(明治34年)――鶴見は、第一師団長・奥田秀山中将から、アイヌ金塊発見を依頼されておりました。そんな発端があったのですね。 「薩長出身者でなければ軍人に非ず」 上官を飛び越えてどうして? なんでも鶴見は花沢閣下醜聞揉み消しができたので、「貸し」ひとつだそうです。奥田は小倉藩出身で、薩摩の花沢は中立だとみなして助けを求めてきたとか。薩摩出身の花沢は、長州閥の陸軍ではあんまり後ろ暗いことをしたくないわけです。  アイヌの金塊で藩閥政治を終わらせようじゃないか! そ