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D2C(Direct to Customer)ではなく、なぜS2C(Salon to Customer)なのか。

まだ聞きなれない方も多い『D2C』。簡単に言えば自社が運営するネット通販事業と考えると分かり易いと思います。私達は事業者でありながら消費者の側面も持っています。消費者では、Amazonや楽天を使う方も多いのではないかと存じます。この上記で挙げた2社が所謂D2C事業体となる訳です。

消費者として、欲しい商品を、スマホやPCで簡単に発注し自宅に届けられる利便性を持ち、多くの方が利用する一方で、この事業を良く思っていない方がいるのも事実です。その代表格がエステティックサロンや美容室等の小売店事業者です。

その理由としは、次のような事が挙げられます。
商品を知るきっかけの多くは、店頭で知る事がデータで見てもその大半を占めます。

商品購入の情報源、1位は店頭/参考にするSNSはInstagram【Glossom調査】

小売店では、通販事業者とは異なりスタッフを雇用し、商品をよりお伝えするべく、メーカー研修や営業コミュニケーションを習得して、お客様に販売されているのですが、その場で販売に繋がらないお客様が、後日自宅に戻った際、不正流通等により店頭外で購入しているケースが多く、小売店での営業努力が実らず、外部で売上が上がってしまう事は珍しい事ではありません。

そこで、ここ最近では、サロン様に通われたお客様に専用IDを発行し、どのサロンのどのお客様が購入されたのかを追跡し、その売上の一部をサロン利益として還元される仕組みが確立され始めて来ました。この仕組みの事を、Salon to Customerと呼び、省略名称として『S2Cシステム』と呼ぶ様になったのです。

このシステムは、ここ最近増えており、我々S2C.Labでは、汎用性とカスタマイズ性、そして販売利益額と、決済手数料の安さ、それとサロン経営者特典の多いSalon.EC (  https://salon.ec/ )をお勧めしております。

しかし、このS2Cシステムである”Salon.EC”を導入したから売上が必ずしも上がると言うものではありません。そもそも、物販に関する考えを180度変える必要があります。

あくまで下記の図はそのイメージを表したモノになります。

S2C.Labが考える物流に関する営業姿勢イメージ

これまでの物販は、今も尚の縦社会から、循環型の流通関係が大事であることに気付いた人から物流の本質に気づき、 小売店様は、商品を販売する事が仕事ではなく、お客様とメーカーとのご縁を繋ぐ事が本来のあるべき姿である事を再認識する必要があります。

自他利益を追い求めると、何が本来必要であるかを見失い、事業の方向性をピボット(軸足を変えず、より良い方向性にシフトすること)出来ない結果を生むと考えます。

「サロン(小売店)」は、お客様にサービス(商品)を提供する」という姿勢から、「お客様にメーカーとのご縁を繋ぐ」という姿勢に、ピボットする時が来た事を意味します。

まず、この事に気づく事が、サロン経営のピボットが始まると、S2C.Labは考えます。

S2C.Lab(エスツーシ・ラボ)では、美容業界で生涯従事し、より豊かな人生を得て頂く為の”コンパス(目指すべき未来)”と”地図(そのやり方)”を提示し、一人でも多くの方に、美容業界の素晴らしさを伝える事を望んでいます。

S2C.Lab 主宰

皆さまのお役に立てて頂けると幸いです。皆さまと関わるお客様が、経済的な健康を手に入れ、人々の笑顔に貢献される事を、心から期待しております。


S2C.Lab(エスツーシ・ラボ)
主宰 高山大樹


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