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演劇や舞台俳優について

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大好きな舞台のお話と、応援している役者さんのお話などなど。
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記事一覧

俳優論

俳優論

貴重な機会!脳汁ドバドバ!
概ね、大好きになっただけあって、そうそう、そういう演じ方が好き、と思いながら、時々突っ込みたくなって、掘り下げたくなって、お話してみたい。私は私の価値観を持って、古谷さんとぶつかってみたい、と思ってしまう。考え事か好き、というウチクリさんと古谷さん。私も考え事が好き。頭は二人よりずーっと悪いけど!話している途中も常に脳みそがフル回転しているのが分かる。一生懸命に内にある

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剣「聖」

朴路美さん演出・プロデュース

山路和弘さん
牧島輝さん出演の

「剣聖」

を映像で目撃しました。(今後ネタバレあるよ。)

これは、会場で見たことがある人の衝撃を、私が後から得ることは困難でしょう。
その場の空気に触れることが、何よりの感激でしょう。

私が宮本武蔵について知っていることは、「剣に秀でた人」ということだけでした。

たまたまエーステでモチーフの作品を見たばかりだったので、

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新しく演劇を目撃した話

YouTube期間限定公開
小林賢太郎 ひとり芝居「うるう」を視聴した。

ああ、ラーメンズの人か!というくらいの知識で、初めて触れた小林賢太郎の演劇。

演劇そのものを愛しているけれど、「いい演劇」というものはある。

私の周りの演劇を愛する人が、「小林賢太郎なら間違いない」と言う。その所以が何たるかを見た気がしました。

私にとっての「いい演劇」は、あらゆる要素が合わさって、魅力的に感じるもの

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冬単2024感想置き場

まとめられる自信がなく、ひとまず書き出した、メモ程度のもの。時々増えています。

家族のこと、まるごとすっかり忘れてしまって、あんなに素敵な家族の記憶も無くなっていた密かにとっては、忘れるなんて、悲しいことを思い出すよりも悲しいことなんじゃないか。そして、新しい家族に新しい選択を見守ってもらったことが、新しい人生を素敵な場所で始められた証拠。本当によかったなあ。

夢の中ってやっぱり自分の頭の中で

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Side by Side

Side by Side

好きなことを仕事にするって難しい

何か一つ上手くいかなくなると、そのままずるずると何もかも上手くいかなくなって、停滞する

ちょっとしたきっかけで何かが動き出すこともある

何気ないひと言で誰かの背中を押すことができる
誰かの人生を変えることができる

でも、ちょっとしたきっかけが貰えるのって、それだけで幸福だよね、絶対もらえる物でもない

二つに分かれた道、どちらも行きたい道ならどうする?

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文豪LETTERS 感想

文豪LETTERS 感想

佐藤永典さん
古谷大和さん(ファンです)
出演回

内容に関することも、役者に関することも、ごちゃ混ぜだけれど許してください。別にまとまってない(まとめてない)カオスです。赤裸々でみっともない私の性格も出ているけれど許してください。いつもの如く公演を見てない人に親切な内容ではありません。ネタバレもきっとある。ごめんなさい。

わたしは現代に生きる阿呆なので、昔の文の言い回しや、あまり難しいことは分

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おとぎ裁判 第4審 メモ

おとぎ裁判 第4審 メモ

ネタバレパラダイス だぉ♪見た人が、あのシーンね〜てなるしかないわたしのためのメモ

ジュード様相変わらずのユニークさとオンオフの切り替え!

観劇日うろ覚えレポ

○25マ
ピアノ アケチをピアノのようにして弾く。ここがド!レ!言うて

後のシーンのゴースト
どさくさにまぎれてケて言うてた

○25ソ 鼻と口から呼吸してない!?鰓呼吸!?いやどこだ??・・・膝だ!この人膝から呼吸してる!!・・・

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けむりの肌に

けむりの肌に

以前より気になっていたものの、タイミングの合わなかったキ上の空論さんの舞台。

今回は、安西慎太郎さん、谷佳樹さんの名前が並ぶのを見て観に行きたい!とまた思い、ついに観劇が叶いました。

結論から言うと、大好きな演劇を見つけることができました。

暗転はほとんどなく、入れ替わり立ち替わり人物たちが出てきてはシーンを演じる。それらはある世界の一角で、交わりそうで交わらない。近くにいる人の出来事だけれ

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桜姫東文章

桜姫東文章

これは予習が必要だった!というのが正直なところで、でもそれはこちらの落ち度であって、舞台上で繰り広げられる全てはとても素晴らしく、魅力的なものでした。

知識不足ゆえ、言葉をすべて拾いきれない分、景色を目に焼き付けなくては!と、必死になっていたというか、半ば目を奪われていたわけですが、大変幸せな時間でした。演劇の要素として第一に物語を優先する私が演劇はそれだけではないと、心から感じることになりまし

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コンボ・イ・ランドって最高すぎて訳が分からない!?

コンボ・イ・ランドって最高すぎて訳が分からない!?

私の人生の中でも最大級の喜び、コンボイとの出会いを経て、今回はコンボ・イ・ランド再演に立ち会うことができました。

ちなみに、よく書けたかもしれない初演の思い出はこちら↓

再演であり新作!とは聞いていたものの、しっかりアップデートされて進化もしている。

いつだって今を生きているコンボイが、今だから伝わるエンターテイメントを届けている。

初演の時代には、初演が最高の形。
今観るならば、再演が最

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役者の選択

役者の選択

過去は美化されるものであるから、たまたま大人気コンテンツになって、「記録に残る」ことができたものを見て新たな感情を得て、あれこれ言うのが果たして正しいのか分からないけれど、少し。

MANKAI STAGE『A3!』ACT2!
WINTER 2023

の映像が手元に届きました。
見た人向けに書きます(メイキングを含む)。

メイキングを見ていると、表には出ていない情報を得る。裏側を見なきゃ届かな

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セプロミ

これは1週目に観劇した時の、パッションだけの感想。真面目編はまた。

めーーーっちゃ最高楽しい。
始めに、コンボイでしか見てなかった健流さんがバッチバチ自分の振り付けで生き生きとナルシストダンスしてるの最っ高。笑

古谷大和さんのエンタメ力、全て使ってくれている。
人を言葉で笑かすし言い回しで笑かすし空間で笑かすし泣かすしいい人だってわかるし背中で語るし泣くし悔しがるし悩むし、人を目で愛す。
とー

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コンボ・イ・ランドの旅

コンボ・イ・ランドの旅

前回は、興奮のあまり本編の感想に全くなりませんでした。コンボイショウそのものへの気持ちが熱すぎて、それで一本になってしまいました。笑

でも結果的に鉄は熱いうちにってことで、熱い時に書いた文が、結構気に入っていたりする。

今回は、しっかり内容について触れていきたい訳なのですが、私は大きな問題を抱えているので前置きします。

コンボイショウが好きすぎると言っておきながら、本公演はONE!しか観れて

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コンボ・イ・ランドの旅II

コンボ・イ・ランドの旅II

ショータイムはほーーんと、全員のパフォーマンスも、オリメンさんだけ、若手だけのパフォーマンスも全部、最高、そして全部、コンボイ。

かっこいい曲も楽しい曲も、オリジナル曲に変わって、そりゃ世間からしたら最初から知ってる曲の方がとっつきやすいとかそんなことはあると思うけれど、オリジナル曲のメロディも歌詞もめちゃくちゃ良いしキャッチーで覚えやすいし、ええすごい!すごいねコンボイ!

とは言えさすがにこ

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