バラが咲いた。
洗濯物を干していたら、妻が路地を歩いて帰ってくるのが見えた。
ご近所の方と一緒だったみたいで、バラがきれいに咲いているお宅があり、そこへ見に行ったらしい。
バラ散歩
バラは、いつもは5月の中旬に咲くのだけど、今年は暖かいせいか、5月の連休あたりで、もう咲いている、ということを聞いて、一緒に歩いて、バラのことを教えてもらおうと思って、妻にお願いをして、午後3時少し前に家を出る。
とてもいい天気で、空が青い。
まずは、ご近所から。
黄色いバラが咲いている。妻が、通りがかりの人に、名前を聞かれ、わからなかったので、その家の方に聞いたら、「ピース」だと知り、名札をつけた、という。
さらに、また違うお宅に行く。
これ、紫なんだけど、「青空」っていうらしいよ。
へえー。
妻と、そんな会話をする。
他にも、赤かったり、少しピンクだったりするバラは、思ったよりも、あちこちに咲いているけれど、妻は、それほど名前を知らないらしい。それも意外だった。
雑草への興味
雑草の可愛い花の時とは、妻の話の熱量が違うので、不思議だったが、「種類が多くて、把握しきれない」というのと「バラは圧倒的にきれいで、嫌いじゃないけど、気持ちが、ちょっと引いてしまう」ということだった。
なんとなくわかる。
それでいうと、一番、遠いのはランかな、という話をした。
もともと植物や花自体に、私自身は、それほどの注意を向けていないけれど、それでも、妻が普段は熱心に「植物活動」といっていいことをしていて、それは雑草が相手で、だから、つられるように自分も、雑草の方を向いていたようで、それで、バラへの関心が、やや薄いことにも気がついた。
いろいろなバラ
それでも、バラは、この季節のスター的な花で、オープンガーデン、といったことをしている場合には、ちょうど今の時期に咲き誇る、とても大事な花に違いなかった。
さらに道を歩く。
意外と、あちこちにバラが咲いている。
これは、一本から、花の色が2種類の珍しいもの。
と教えられたのだけど、私には、それほどの色の違いが感じられず、それで妻に、あきれられた。
その隣にイングリッシュ咲き、と言われ、固まって、しかも、下向きに咲いているバラがあったので、道路に横になるようにして、下から撮影した。
それから、一重と言われるバラがある、と聞く。それは、最初のバラに近い品種かも、と教えてくれた。
本当に知らないことばかりだった。
バラの名前は、雑草ほどには、妻は詳しくないというのだけど、それでも、一緒に歩くと、バラをあちこちに見つけてくれて、考えたら、今の季節だけが、バラの花を、たくさん見られるのかもしれない。
華やかさが、こんなに多く近所にあったことに、気づく。
あとは、モッコウバラを見に行こうと言われ、だけど、そこまで歩いたら、すでに咲いた後で、やはり、モッコウバラは、季節的には、他のバラより先に咲いて、先に散ってしまうことを、身をもって知る。
ソフトとアイス
いろいろと、案内してくれたお礼に、セブンイレブンに寄って、アイスをおごる。少し奮発する。
妻は、金のシリーズのソフトクリーム。私は金の小豆アイスを買って、本日休業のパン屋の前の、ベンチに座って、食べて、その後に、セブンのコーヒーも飲んだ。
おいしかった。妻も、喜んでくれた。
空が青くて気持ちがいい。
線路ぎわのバラ
あとは、線路ぎわのバラを見に行った。
これだけは、去年から知っていたのだけど、少し花が減っていたような気もして、それは、妻によれば、剪定して整えたのではないか、と推測してくれた。
(見出しの写真は、今年、撮りましたが、この写真↓は、昨年撮影したものです)
そのあと、買い物をして帰ってきたら、1時間と少しがたっていた。
バラだけを見つけようと、散歩をしたのは、初めてだった。
なんだか、楽しかった。
(なお、記事のタイトルは、この楽曲↓に大きく影響を受けています。普通の言葉なのですが、そんなに意識していなくても、ヒット曲だったので、つい頭に浮かんでいました)。
(他にも、いろいろと書いています↓。よろしかったら、読んでいただければ、うれしいです)。