そんなのあり!?どの子も夢中になる絵本。
みなさん、「3びきのこぶた」って知っていますよね?
言わずと知れた名作だと思います。
「あなたたちも、そろそろ新しい家を建てなさい」と母に言われた3びきのこぶたが、それぞれ家を建てるというお話です。
1匹目はわら。2匹目は木。3匹目はレンガでお家を建て、オオカミから家を守ります。
( 子ぶたたちの建築技術すごー!!! )
そんなの知ってるよ!!
という声が聞こえてきましたので、そろそろ本題に。
今回紹介するのは、
「3びきのかわいいオオカミ」
です!!
もうね、こんなのありなの!?というお話です。
初めて読んだときの衝撃と言ったら。笑
子どもたちも大爆笑。
今まで本に抵抗があった子も、
「こんな本あるの!? 少し本って面白いかも!!」
って思うような本です!
1 あらすじ
こちらの話の主人公は、もちろん「3びきのかわいいオオカミ」
さて、「そろそろ自分たちの家を建てなさいよ」と言われたオオカミたちは家を建て始めます。
まず、建てたのはレンガのお家。
お家ができて、ほっと一息ついていると…………
そこにやってくるのが、
「悪い大ぶた」
みなさんの想像通り、家を壊すのですが……
壊し方が斬新!!!
ハンマーで ドーン!!!!
ハンマーで ドーーーーーン!!!!!!
見よ、この躍動感。
まさに悪。
本家の「3びきのこぶた」で息を吹きかけていたオオカミが可愛く見えるレベル。
その後も、電気ドリルやダイナマイトで家を派手に壊していきます。
この地点で、子どもたちの食いつきは最高!
絵本としても優秀!
と思うのですが、また終わり方も良いんです。
最後に、このとんでもない悪ぶたが改心するのですが……
きっかけは
花の香り!!
いやー 秀逸!!
強いもので守るのではなく、大切なのは受け入れる心。
また、最後のぶたがかわいいのも良いんですよね!笑
さっきまでダイナマイトぶっ放してたやん……って。笑
2 教育的思考で
①繰り返し表現を学べる
悪い大ぶたが来るたびに、オオカミたちは
「いやだよいやだよ、いれないよ。ぼくたちのぴんぴんのひげが、いやだっていってるもん。きゅうすのなかのおちゃのはが、きゅうきゅうさわいだって、ぜったいいれてやるもんか」
とセリフを言います。
リズムもよく、3回目には一緒に読み始める子どもたちも!
同じ言葉を繰り返し使うことの効果を学べます。
②読む力をつける
読み聞かせをしてあげた後、この本を読みたい!となる子が多くいます。
貸してあげると、自分で読み進めていくのですが、
この本、割と文字が小さくて、文字の量が多いのです!
なので、文章を読む力をつけることができます。
③ 思考の変化
大人が読んでも思うのですが、
「こんなのもありなんだ!」
って思える本です。
本に興味をもつきっかけにもなりますし、
物語を子どもたちが作る際にも、様々な考えが浮かびやすくなると思います。
今回は、私が大好きな絵本の1つである「3びきのかわいいオオカミ」について紹介しました!!
気になった方は、是非店頭で読んでみたり、購入してみたりしてください!
購入は、こちらからどうぞ!
https://room.rakuten.co.jp/room_bcf9dce665/1700057672865548?scid=we_rom_iphoneapp_id_others
今回も読んでいただき、ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?