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妨げる我が病

最初の一年目は、昔の記憶を思い出しながら働きました。

基本的な流れはあまり変わってなくなんとかやりくり働きました。

私は、職場の保健衛生係と福利厚生係を仰せつかりました。

更にですが、紹介してくれた先輩の方から労働組合への加入を勧められました。
仕事を紹介してくれた方の誘いなんで無下には断れず、また断る理由もなかったので労働組合に入ることを承諾しました。と同時に組合の月イチのミーティングに行く係も仰せつかりました。

民間企業なら、入社と同時に管理職になるまで自動的に組合員なんですけどね(中小企業では労働組合とかないところもありますが)。

「なんか、係の仕事だらけだなぁ~オマケに組合の仕事も増えたなぁ~大丈夫やか俺。」

決して口には出せませんが、病気の事は先輩しか知らず、とにかく毎日、目の前の業務をこなすだけでヘトヘトになっていました。


余談ですが、学校の先生はクラス担任の主業務に加えて、私のように色々な係の仕事もされていて、規定時間に業務が終わらず遅くまで働いている先生もいて、見えないところで日々努力されているなぁ~と感心してしまいます。

後々になって気づいていくのですが、私は、二つ以上の仕事をさばかねなければならない時、最初にしていた仕事を忘れたり、期日を忘れてギリギリになってバタバタしたり、一般的に考えたら「トロい」とか「社会人としての意識が足らない」とか言われそうな所ですが、私は決してわざとしているわけではなく、忘れたり、バタバタしたりするんです。

その割に集中してしまうとトコトンまでするので、仕事が早く済んだりするときもありました。


当時働いていたとき心の深淵では、

「紹介してくれた先輩に迷惑をかけてはならない。」

というのが常にあり、気を使い過ぎる位に先輩に気を使っていました。

私は、「人の紹介で○○」の場合、昔からその紹介者に異常なまでに気を使う所がありました。それは今でもあるのかなぁ~とは思います。

(現在は、○○○自粛で人との関わりがなくそのような状況がないので定かではありませんが…。)


再就職して新しい職場にきましたが、この「先輩」との関わり方が次第に自らの心身を蝕んで行く原因になることになります。

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