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ぼくのお父さん(矢部太郎)

地元の図書館で半年間予約待ちをしていた本です。

地元の図書館には、普通はマンガは所蔵されていません。が、この本は「マンガ」です。
でも、この本は所蔵されていていい本だと思います。良い本です。

作者が幼少期のころを描いていますが、舞台は東京都東村山市だと思います。この作品の中に出てくる観覧車と花火は、きっと西武園のことを指しているのだと思います。花火の音で家がふるえるほどだった、ということは、きっと市の西部に住んでいたのかな。

私も同じく東村山市で少年期を過ごしました。市の真ん中あたりに家はありましたが、家から富士山が見え、西武園の花火も見えました(今はマンションが建ったので見えません)。

今、私は隣の市のアパートの5階に住んでいます。富士山は見えませんが、西武園の花火は遠くに見えます。5階じゃないと見えないのです。昔見ていた花火が現在にもつながっている。なんという幸運なのでしょう。

読んで、そんなことを思いました。




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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。