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グアムは「戦地」です(グアムで感じたその2)


皆さまこんにちは。

以前、グアムでの思い出について述べました。

ただ、グアムに家族を連れて行った最大の目的についてはまだ述べていませんでした。それについて今回は書きます。

太平洋戦争博物館

私にとってもいちばんの思い出になっているのですが、それは、太平洋戦争博物館(Pacific WAR museum)を見ながらの半日観光です。

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現地ガイドさんは、「永遠の25歳」というおばちゃんで(自ら「私のことはおばちゃんと呼んでくださいね」と言っていました、自称25歳ですが)、とんでもない早口の日本語が若干聞き取りづらい、おそらく日系の方です。

グアムは、日本とアメリカが大激戦を繰り広げた戦地です。どんな戦争が繰り広げられたのか、博物館で知ることができます。あまりにもいろんな場所で戦争があったので、グアムは「戦地のひとつ」としてそこまで詳しく知る機会がありません。だからこそ、ここは貴重です。

博物館内で戦車に乗ったりできますが、とてもじゃないがハッピーな気持ちで乗ることはできません。。。

ですが、ガイドの「おばちゃん」は、「あなたたちは悪くないよ」「あなたたちは日本人で本当にラッキーよ」を何度も何度も繰り返し、私たち日本人を鼓舞してくれます。「半日ガイド」はせいぜい4時間程度で終わりますが、グアムの歴史を語るとどうしても日本との戦いについて触れなければならず、それが重い歴史でもあります。

でも「おばちゃん」の語りを聞く限りですが、日本に対して深く深く感謝しているように思いました。最後は、私たちひとりひとりとガッチリ握手してくれました。すごく感動しました。

いっときはYouTubeにも「おばちゃん」のガイドが配信されていたのですが、今は見られなくなっているようです。なぜ消してしまったのか。後世に残してほしかった、と本当に残念に思います。

『グアムと日本人』という本があります。グアムへ行く予定の方は事前にこの本に目を通してほしいと思います。

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ただ、子どもにとってはそういう歴史学習だけではつまらないことは確か。だから、海やアクティビティも楽しんでほしい。それが可能なのがこの地の良いところです。

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最後までお読みくださいましてありがとうございました。

#一度は行きたいあの場所

#推薦図書

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東の京の田舎市民
至ってごく普通のサラリーマンのつもりですが少し変わった体験もしています。