11/27 息子が「全て母親のせい」にする時の心理に、むむむとなる。
カウンセリングで、息子がなんでもすぐ私のせいにする心理を、心理学的に説明してもらった。
なるほど、という思いと、不条理だな、という思いがして、おおむね不条理サイドの気持ち強めで帰ってきた。
母親なんてやってられないね、というやさぐれた気持ちを帰り道のミスドに入ることでなだめた。
ドーナツとアイスティーは、いつでもとげとげの気持ちを癒してくれる。この街へのフランチャイズの感謝ったらない。
心理学的な説明。
理論的にはわかった。何となく。
理論的な部分とは別に、感情がうずくのだと思う。
私にはどうしても、「私は我慢したのに」という拭いきれない親への我慢の後遺症がある。
それが子育ての今に邪魔をする。
そこは切り離すところだと、頭ではわかる。
頭ではわかるけど、胸のあたりが痛む。
反射的に。
カウンセリングでだいぶ癒えてきたけれど、しぶとい雑草の根のようにいつもそれはあって、そして時折新芽が息吹く。ああ、まだある、と。
かつて幼い私に強烈な我慢を強いた父親とは、だいぶ会っていない。
それを親不孝とも思わない。親孝行はだいぶ前に終わったと思っていて、もうあの日々そのものが私なりの親孝行だった。
この距離感が今出来る私なりの親孝行で
会ったらお互い幸せではない。
そういう親子関係が、たくさんあることを知った。
親子であることは、簡単なことではないなとつくづく思う。
お互いの努力が必要なんだと思う。決して片方の努力だけでは、良好な関係は続かない。
お互い、が大事なんだと思う
そして今、目の前の、全て私のせいにする息子について。私も全て親のせいにして、このように過去をいつもなげいているので、やっていることは十代の息子と同じようなことであり、であるからして、このいまわしい世代間連鎖をさあどう断ち切る?が今のテーマ。最大の。
むむむ。