1/22 夫と喧嘩とマツケンサンバ。
夫と喧嘩した。
子育て不在だった夫への不満が知らぬ間にしんしんと積もっていることを、喧嘩の度に思い知る。
そして同時に、私もいつまでも至らないことを思い知る。
相手を変えようとするのは苦しい。
変わってほしいと思うことも苦しい。
自分が変わればいいのだと割り切ることにも疲れてしまった。
なので、マツケンサンバを大音量で聴く。
まあ、うん、どうでもいいかな、、、というところにたどり着くまで聴く。
マツケンサンバの効能は、気持ちが無条件にぶち上がるところ。
そんなこんな時が過ぎ、
冷静になれば、お互い様なのだと思う。
夫の楽天さが、私の自己憐憫の強さを薄めてくれているのだと思う。
でも、楽天と憐憫はなかなかに相性が悪いので、状況により喧嘩の火種となる。
状態が悪い時は、平素見えないものが見えすぎてしまうから諸々具合が悪い。
私にはマツケンサンバを聴くことしか夫婦喧嘩のみぞを癒す術を知らないので、とにかく耳だけカーニバルにしてみる。
家族になったら
近すぎて色んなものが見えなくなった。
他人だったら、いい人なのかもしれないと思う。
お互いに。
そんなこんな犬も食わぬ喧嘩でクサクサしてしまい、自分の機嫌を自分でとろう、という名目のもとコメダに入る。シロノワールとコーヒー。
そして、仕事を少しして、仕事関係のメールを返信して、考えごとをして、急に真面目な気持ちになる。
一時の感情に流されないように生きてゆかねば。
私はそれがもうずっと、生まれつきのテーマのように思う。
でも喧嘩になるとつい、何もない空にバーンと苛立ちとともに何かを舞わせて、どうにでもなれーって吹雪かせてみたくなる。
更年期の思春期なんだろうなと。
私のやってることは、反抗期息子と一緒。
ちなみにマツケンサンバはやはり2です。