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立春~白菜で腸活しよう #0040
こんにちは、お久しぶりですジャッキーです。お越しいただきありがとうございます。
今日も中医学薬膳の視点から、季節の養生やオススメ食材についてお話していきます!
2月3日は「立春」。二十四節気の一番最初の節。
この日を境に、暦の上では冬が終わり、新しい季節が始まるといわれています。 でも実際の気候はまだまだ寒く、春の訪れを感じるには少し早いですね。
立春の前日は「節分」。あれ?節分が2月3日じゃないの?と思ったあなた。
国立天文台のサイトを見ると二十四節気の時間まで出ていて興味深いですよ。
さて今日は「白菜」についてのお話です。
発酵白菜(酸菜)って?
発酵白菜(酸菜)は、中国東北地方で古くから親しまれている伝統的な漬物です。白菜を塩で漬け込み、自然の乳酸菌により発酵がすすみ、独特の酸味とたっぷりの旨味が生まれます。
中国東北地方の厳しい冬に備えるための保存食としてつくられ、現在でも多くの家庭で親しまれています。
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発酵白菜(酸菜)の作り方や調理法
発酵白菜の作り方はシンプルで、材料は白菜と塩のみです。
白菜を適切な大きさに切り、重量の3%の塩をまぶして漬け込みます。
常温で1~2日発酵させた後、冷蔵庫で保存します。発酵期間はお好みに応じて調整できますが、一般的には1週間~食べ頃となります。保存期間は冷蔵で、3週間~1か月くらいがおいしいと言われています。
たくさん作って、寒い季節に少しずつ食べ進めながら、発酵の深みの違いを味わうのも楽しみのひとつです。
発酵白菜は、そのまま漬物として楽しむだけでなく、豚バラ肉と合わせた煮物やスープや鍋物、餃子の具にしたり、豚肉と炒めたりと、アレンジいろいろ。
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酸菜炖排骨(酸菜とスペアリブの煮込み)
スペアリブを下茹でしてから、発酵白菜(酸菜)と一緒に鍋に入れ、塩を加えてコトコト煮込みます。全体が柔らかくなったら完成です。
発酵白菜の酸味と旨味が豚肉と調和し、シンプルながら深い味わいを生み出します♪
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仕上げに春雨を加えてさらに煮込むのもオススメ。春雨に旨味がしみこみずっと食べ続けられます。八角や桂皮などの香辛料を加えても。
中医学・薬膳で白菜は
中医学薬膳で白菜は、【甘味】【平性】、帰経は【胃・大腸・膀胱】。
白菜は胃や大腸、膀胱に作用し、消化を助け、便通を促進し、利尿効果も。特に、胃腸の熱を取り除く効果があり、便秘や喉の渇き、イライラの解消にも役立ちます。
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発酵と腸内環境・乳酸菌
発酵食品である発酵白菜には、豊富な乳酸菌が含まれています。
乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラのバランスを整える働きがあります。胃腸を整え、消化吸収がすすみ、便秘の改善、免疫力の向上など、腸内環境の改善に!
さらに、発酵過程で生成される酵素やビタミン類は、体の新陳代謝を活発にし、美肌効果や疲労回復にも効果があるといわれています。
まとめ
発酵白菜は、シンプルな材料で手軽に作れます。添加物の入っていない白菜の漬物でも代用できますよ。
腸内環境が整うと、免疫力アップし、美肌にもつながります。
「立春」を迎え、どんな年にしようとワクワクしませんか?
これからも、季節の旬の野菜で食養生!楽しんでみてください。
本年もよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。