
【ビジネス書レビュー】読む力 最新スキル大全
メディアでおなじみの佐々木俊尚さんが、本の読み方や情報収集の手法を詳しく解説した
『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』
本書を読むことで、効率的な読書術や集中力を高める方法が学べます。
本の具体的な読み方
佐々木俊尚さんは、ビジネス書や実用書を効率的に読みこなすための独自の手法を紹介しています。
特に印象的だったのは以下のポイントです。
Kindleを活用
ハイライト機能を使い、自分なりの短い感想を付け加える
前書きと目次の活用
最初に前書きを読み、その本が伝えようとしている知識をつかむ。目次を眺め、自分に必要な部分を選び出す
全体の俯瞰
本の内容をざっと斜め読みし、重要なポイントをメモアプリに箇条書きする
ビジネス書の分類
ビジネス書は「実用系」「自己啓発系」「世界観系」に分類される
自己啓発書の活用法
「これをやったら必ず失敗する」というポイントだけを参考にする
どこでも小刻みに読む
特定の場所や時間に縛られず、マルチデバイスを活用して、すき間時間に少しずつ読む
脳をクリアな状態にするために
情報の整理とタスク管理を工夫することで、脳をクリアな状態に保つことができるといいます。
雑務を徹底的に効率化
スケジュール管理:Googleカレンダー
タスク管理:Microsoft To Do
請求書管理:Misoca
ブラウザを用途別に使い分ける
情報収集系と雑務系で異なるブラウザを使うことで、集中力を維持する
紙のデジタル化
即時スキャンを習慣化し、クラウド保存する(例:iX100を活用)
メモや原稿管理
Bearを活用すると、階層構造のまま自動保存できる
集中力とどう向き合うか
仕事の効率を上げるために、集中力のコントロールが重要であると述べられています。
タスクの種類を分ける
「重いタスク」と「軽いタスク」を交互にこなす。
インターバルの調整
一般的に「25分の集中+5分休憩」が推奨されるが、人や体調によって変わるため、絶対的な数値として決めない
デバイスの使い分け
スマホ:情報収集・息抜き
タブレット:書類・資料の閲覧
PC:企画書やプレゼン資料の作成、原稿執筆、請求書作成、メールチェック
やる気が出ないときの対処法
頭を使わないタスクから始めることで、脳を徐々に活性化させる。
本書の中で特に印象に残ったのは、「ブラウザを情報収集用と雑務用に使い分ける」というアイデアと、「やる気が起きないときの対処法」です。
これらのテクニックを実践することで、情報整理や作業効率の向上が期待できそうです。
読書をもっと効率的にしたい方や、日々の情報収集に悩んでいる方には、ぜひ一読をおすすめしたい一冊です!
なお、この本はKindle Unlimited会員の方は無料で閲覧可能です。
初めての方なら30日間無料で体験できますので、この機会に使い心地を体験してみてください。
↓
※本ページには、アフィリエイトリンクが含まれています。