つぐみ

幸せになりたくて四苦八苦// INFJ / ASD / デミロマかも

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最近の記事

雑記:暴走する私と、ワーホリと

(日記のような、内省のような) 海外生活への憧れその日、私は締切が近い仕事の進捗が悪く、パソコンを持っていそいそカフェ作業に臨んでいた。 いつもなら、ガッと2時間ほど集中して、「あ~はかどった!」とたっぷりの充足感ともに、店をあとにできるところだ。 ただ、今回は邪念が多かった。 実は、この日の私は、久々の海外旅行から帰ったばかり。 非日常から日常へ。旅の中で受け取った、あらゆる刺激を消化している最中だった。 モヤモヤと波立つ心の中から一つ、「遠くへ行きたい。海外で生活して

    • 10歳から捨ててきた「自分らしさ」を、20年越しに拾いに行く話

      10歳の私へ、20年後の私より。 ゼロか百か、白か黒か。 どうも私は昔から、二極化して考えてしまうくせがある。 物語が好きな子供だった。 アニメも小説も、わくわくしてかっこよく描かれる物語が、今でも好きだ。 でも、成長するにつれ、どうも現実は物語のようにはいかないらしい、と幼い日の私は気付き始める。 夢を叶えるための努力の道のりは、描かれるよりも言葉で語るよりも、本当につらいものだし。 物語では誰かが取りなしてくれる友だちとの喧嘩でも、自分の複雑な心情を理解して助け舟

      • 私が愛する「暇」について考える

        ここ2ヶ月ほど、スケジュール管理をしくじり、それはもう慌ただしく過ごしていた。 やりたいことの輪郭がうっすら見えてきて、これまでみたいにウダウダ立ち止まっている理由がなかった今年の春の私。 「人生は短い!あれもこれもやりたい!足踏みしている時間はない!」と豪語し、脳筋思考と勢いで予定を詰め込んだけど、受け皿たる私のキャパシティが急に広がるわけもなく。 今年の夏の私は、適度に体を壊したりやむを得ずさぼったりキャンセルして時間をつくったりと、あらゆるものを取りこぼしながら、それ

        • 「卑屈の星」になるかあ

          こんな自分になりたい 理想主義な私には、理想の人物像もいろいろある。 夢や目標といってもいい。 さらに具体化してみると、理想の人物像はこんな感じ。 一言で表すと、「周囲に良い影響を与えられる人」ってところだろうか。 ああ素敵な人だな、こんな人は皆から好かれるだろうな、こんな人になりたいな、と思う。 一方で、現実の私はいかに。 あふれ出る卑屈…… こう並べてみると、理想と現在地の距離の遠さをまざまざと実感する。 すると、理想から遠いのはわかった、でも遠くても目指す努

          オフタイムは戦略的に

          当たり前のことについて考えている日記です しんどさの底から 最近、忙しくしすぎている。 生活を占める出来事が、自分のキャパシティを超えている。 薄々そう感じていたけれど、さっきはっきりと自覚した。 自分がなんだかダメダメになっているな、と言葉になる前のサインは、仕事に向かう平日に現れた。 その日は元々在宅で働く予定で、一人パソコンを開き、 困ったな。仕事したくなさすぎる。 そんな気分に襲われた。 働くことが苦痛で、憂鬱に感じられる。 面倒な取引先や同僚がいるわけ

          オフタイムは戦略的に

          散らかりメンタルにジャーナリング

          「これやってみたいな」 「これってこういうことかも」 「これにときめいた」 「これに傷ついた」 そんな思いつきやひらめき、感情の動きがいつも、体の中で絶えず移り変わっている。 目まぐるしく過ぎる日々の中で、一つ一つ見つめて形にするなんて、到底間に合わないくらいに。 でもそんな毎日を過ごしていると、だんだんと時間だけが進んで心が置いていかれているような、頭や心の中がぐちゃぐちゃモヤモヤして感度を失っていくような感覚になる。 ゴミが溜まる、風通しが悪くなる、みたいな。 あまり

          散らかりメンタルにジャーナリング

          「全力で桜を楽しむのに必要なもの」について考えてみた

          今季桜が咲いてから、最初の日曜日だった。 とてもよく晴れて、抜けるような空の青がきれいな日。 いま住んでいる町は、普段はのどかで人もまばらなところだけど、今日はあちこちで人が桜を仰いでは、写真を撮ったり談笑したりと心なし嬉しそうで、町全体が少し浮ついた雰囲気になっている。 桜の花びらが陽の光に透けて、白く光っている。 私は、毎年こんな桜咲く春がくると、やっぱりいいなあ、と満たされる気持ちになる。 それでも実は、今年の私はあんまり桜を楽しむ気分になりきれてないな、というのを

          「全力で桜を楽しむのに必要なもの」について考えてみた

          会話が下手すぎてすぐ病む

          帰りの電車に揺られながら、ぼんやり考える。 今日はそう珍しくもない、孤独感と無力感を拗らせた一日だった。 内側に浮かんだ感情や考えを書き留めてみる。 人とうまく話せないことに落ち込む 職場での出来事だ。 近くに人が座っているのに全然話しかけることができない。 話しかけたいな、この話せてもおかしくない距離感に横たわる沈黙の重々しさを取り払いたいなって思うけれど、何をどのタイミングで言えばいいかわからないまま、一日が終わった。 一応、勇気を出して話しかけもする。 でもなんかこ

          会話が下手すぎてすぐ病む

          卑屈なコミュ障の私が思う「友達の基準」

          限られた友人に共通する要素はいくつかあるけど、そのうちの一つに 「話していて、自分のことをゴミ屑と感じさせない相手」 というものがある。 それは、気を許してありのままの自分で話せる相手か、と言う基準なのかもしれないけれど。 とかく、私は自分が好きじゃない。 特にコミュニケーションにおいては、コンプレックスを拗らせている自覚がある。 相手の反応がイマイチなとき。 上手く切り返せなかったとき。 私の返答で、変な間を生んでしまったとき。 会話についていくのに必死で、心にもないリ

          卑屈なコミュ障の私が思う「友達の基準」

          飛べない鳥、言語化できないINFJ

          私はINFJと自認しているけれど、言語化がめちゃくちゃ苦手だ。 でも、上手になりたい。それは、noteを始めた理由でもある。 INFJの特性についてあれこれ考えながら、ふと、「INFJにとって言語化が上手くできないのは、致命的ではないか」と思い至った。 言語化。 すなわち、自分の内にあるものを、人にも伝わるような言葉で表すこと。 自分の内側では、言葉として形作られる前の、もやみたいなアイデアやら感情やらが、絶えず浮かんでは消え、過ぎ去る時に置いていかれていく。 このもやも

          飛べない鳥、言語化できないINFJ

          映画「そばかす」は、「ふつうの恋愛」がままならない私たちにやさしい

          2022年11月の終わり。 ちょうど自分の恋愛指向や性的指向に悩んで、いろいろ調べていた頃。 もうすぐ上映されるこの映画を知った。 YouTubeの本編映像を観て、直感的に「今の私に必要な映画だ」と感じた。 私が本編映像で観たのは、お見合いのシーン。 冒頭30秒ちょっとに、心臓がキュッと縮むあの空気感が詰まっている。 ここに共感できる人は、きっとみんな仲間だと思う。 この映像からして、かなり自分の内面の脆い部分にクローズアップして描かれそう予感がする。 「自分の中で新しい

          映画「そばかす」は、「ふつうの恋愛」がままならない私たちにやさしい

          私たちはみんな、叱られたいのかもしれない

          最近、X(旧Twitter)で「執事喫茶」が話題だ。 執事喫茶とは、その名の通り執事が給仕してくれるコンセプトカフェ。 ここでは、女性客なら「お嬢様」、男性客なら「お坊ちゃま」という設定で、外見・言葉遣い・所作まで執事らしく洗練されたスタッフに接客してもらえる……のが一般的な執事喫茶、だと思う。 (私自身は興味がありつつ機会がなく、実際に行けたことがない) 話題になっているツイートは、客の「お嬢様・お坊ちゃま」設定をハイクオリティで実現する執事の接客体験談が主だ。 まるで

          私たちはみんな、叱られたいのかもしれない

          「人が好き」と「人が嫌い」の狭間で

          「人間」に対して、矛盾した思いをずっと抱えている。 人が好きだ。 人が感情を発露させる姿が好きだ。 愛してやまないものに零れる笑い顔、 悲願を達成して感極まり涙にぬれる声音、 熾烈な競争の果てに掴んだ勝利に湧く群集の姿、 言葉をとおして綴られる繊細なこころの動きに、 何度だって心打たれる。 人が生み出す美しい虚構が好きだ。 小説、映画、舞台、漫画、音楽。 作者や制作集団の感性の結集たる 作品世界に慰められた夜は数知れない。 人が持つ限りない可能性が好きだ。 意志と行動

          「人が好き」と「人が嫌い」の狭間で

          他人を愛するって、こういうことかもしれない

          あ、今、自分以外を愛するフェーズなのかも。 ふと気付けたのは昨日のこと。 節目を迎える親への贈り物を探しに、ほうぼう2時間以上歩いていたとき。 他人なんてどうでもいいくせに、どう他人を大事にできようか 私は、人への関心が薄い。 人が多い場所は苦手だし、雑談や飲み会は苦痛に感じることが多い。 でも一方で、人が内面を吐露する様子、生き生きと目を輝かせる様子には胸が熱くなるし、エッセイやX(旧Twitter)で人がどんなことに心を動かし、生活しているのかを垣間見ることは大好き

          他人を愛するって、こういうことかもしれない

          2024年、週刻みで過ごすための手帳会議

          今年も、年末の手帳探しの季節がやってきました。 私は、日記をつけることを習慣にしていますが、日記帳とは別に、持ち歩き用の手帳が生活に欠かせません。 悩んだ結果、無事に2024年の相棒を選べたので、条件や候補を記録してみます! 2023年の手帳紹介 2023年のお供手帳はこちらでした。 和気文具の「JSダイアリー B6変形 週間バーチカル」。 2023年の手帳のテーマは、ズバリ「時間を有効に&目標達成」でした。 「つい無駄にダラダラしちゃうけど、せっかくの限られた時間

          2024年、週刻みで過ごすための手帳会議