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好き嫌いなく食べる必要はあるのか?

「食べたくても食べられない人がいるんだよ」
この言葉を言われるのが私は嫌いである。
よく、この言葉を好き嫌いが多い子供に言う親は多いだろう。使い古されたフレーズと言うかなんというか。言いたいことはわかるけど、言われても「だから何?」としか言いようがない。別に今の私の状況には関係ないのだ。
それを言われたからと言って美味しく食べられるわけでもなければ、むしろ私のように不味いと思ってもなんでも食べるように言われるので、食事の時間が苦痛にしかない人もいる。
私は、食事は美味かろうが不味かろうが食べないといけないという強迫観念みたいなものがある。全然食事の時間が楽しくない、むしろ苦痛である。
なんで、人が食事をしている時に「それは体に良くない」とか「肉ばっかり食べるな」とか、食事の指導をしようとするのか……専門家でもないくせに。

好き嫌いなく食べる必要はあるのか?
根本的になぜ好き嫌い無く食べないといけないのか。それで死んだ人はいないのに。宗教で特定の食べ物を食べられない人がそれで死んだという話も聞いたことがない。
本当に体に悪いのか。親戚にカレー好きで毎日一食はカレーを食べていた人が80歳まで生きていたが、彼はカレーを食べなければ150歳ぐらいまで生きていたんだろうか。

食事に関する矛盾
日本が軍事侵攻された国の難民に送った食べ物の中に、その宗教的に食べられない食材が含まれていたというニュースを聞いたことがある。別に他の宗教の人もいるだろうし、有事にあるから例外的に食べる人もいるだろうとも思う。
そういう時に上記の言葉を言ってる人は「なんでも食べないと駄目だろ」とは言わないで、「日本政府駄目だ」と言っている。訳が分からない。こういう人に限って昆虫食の話が出てくると文句を言うのだろう。なんでも好き嫌いなく食べないといけないのは無いのだろうか。

まずい食事の体験
この間、まずいラーメン屋に行った。となりの席の子供が「もういらない」と口をつけてすぐに残すほどである。うちの親なら上記の言葉を言って無理にでも食べさせただろう。
「そうか」
しかし、その子の父親は無理矢理食べさせることをしなかった。これでいいと思う。不味いものは不味いのだ。無理に食べさせることはない。
150歳まで生きようと思わなければ大丈夫だと私は思う。

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