展示感想: ただあやの個展「小さき同盟」『Frobergue』
本と本の間にあるのはなんだ?
それは、読むひとのこころ。
『Frobergue』の「小さき同盟」行ってきました。『Frobergue』は、欧風の絵本や童話など、を扱う本屋さんです。
いわゆる個展でなく、本棚の間にあしらわれるように展示されてます。
ひとりもの想う佇まいがよく表れているたださんの絵が、コッソリ置かれていて、本屋の空間を邪魔しないように、溶け込んでいるようです。
『Frobergue』は、新刊だけでなく、古書も扱ってます。本は、それぞれに、存在する理由があります。それは、絵もそうでしょう。ひとと同じように、そのまとまりの根拠があります。
本に宿るともしび、絵に託された想い、その間にうつろう私たちの情感、小さな同盟が、成り立つたのでしょう。