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コーヒー業界の世代交代?

世界中の多くのコーヒー愛好者にとって、
アラビカ種とロブスタ種のコーヒー豆は既に馴染み深い存在だが、
最近、リベリカ種の希少性と独自性が
世界中のコーヒー市場で地位を確立しつつある。

そして、なんと、
マレーシアのリベリカ種の生産量が世界で2位!

リベリカ種のコーヒー豆は他の品種と比べて、成熟しても柔いため、
焙煎するまでの過程でかなり苦労するらしい。
これは栽培時の問題なのか、
それとも、豆独自の特性なのかはまだリサーチが必要やけど、
歩留まりが悪いため、現時点、世界で流通している量はわずか1%
(アラビカ種や他品種と比べ)
**生産期間は15~16か月と言われている。

ということで、「My Liberica Kulai」にお邪魔してみた。
**My Liberica社はリベリカ種をスペシャリティー品質に高めることに成功した
農園で、今回はKulaiブランチに訪問。

まずは、CLASSIC BLEND

女性店員のラテアート

そして、CLASSIC BLENDのコーヒー豆も見せてもらい、

Liberica x Canephora x Arabica

また、お店にないメニュ、
100%リベリカ種のカフェラテも特別に作ってもらった

男性店長のラテアート

リベリカ種のカフェラテを飲む前に、
いろんなローカル業者にどんなものなのか聞いたが、
コメントはイマイチ。。。
「とにかく個性が強くて、パンチが強いため、
あんまり大衆向けではないかと・・・」

がしかし、
CLASSIC BLENDや100% リベリカ種のカフェラテ飲んでも、
驚くことに、めちゃくちゃく飲める!
むしろおいしい!!
個人的には100%リベリカ種の味が結構統一されているから好き。
エレガントで後味もスッキリ。

My Liberica Kulaiの店長によると、
深煎りしたリベリカ豆の酸味は低めなので、
まろやかでコクのある味わいが楽しめるとのこと。
実際、豆の香りとコーヒーの香りも嗅いでみたが、
フルーツや花のような香りが強く主張しているわけではないので、
個性が強い・・・というのは感じられなかったけどな。
ブラックか、エスプレッソの単品で飲むのと、
牛乳混ぜて飲むのと、感想は異なるかもしれない・・・

ということで、勝手に宣伝しておきます。


これからも、まだまだ知らないマレーシア産リベリカ種コーヒー豆の謎を探っていきたい。

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