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挿画『ツムグ日本文学 未来に残したい文学の名著』---「文学部唯野教授」「友情」「銀河鉄道の夜」「土の中の子供」

挿画を4点担当いたしました。

『ツムグ日本文学 未来に残したい文学の名著』
著:小柴大輔 氏、岡本梨奈 氏
刊:リベラル社
発売日:2024/11/20
装丁・本文デザイン:生田恵子 氏 (NORDIC)

古より今に続く、世界に誇る日本文学。
本書は数々の日本文学を、「愛」「エモい」「ミステリー」などのジャンル別にわけ美しいイラストとともに紹介します。
また、文学に登場する風景、文学に登場する名画、さらには作家の愛した犬・猫など、日本文学の奥深い魅力に迫ります。


『文学部唯野教授』 著:筒井康隆

榎本美奈子は、「大学教授 TADANO JIN」が実は、「売れっ子作家 NODA TANJI」であることをアナグラムから見破ってしまう。

 第2章 愛の日本文学  42〜43p


『友情』 著:武者小路実篤

恋の炎に身を焼かれ、愛する大宮に宛てて熱烈な恋文をしたためる杉子。私はあなたのもの。あなたのものになって初めて私は私になると。

第2章 愛の日本文学  54〜55p


『銀河鉄道の夜』 著:宮沢賢治

「銀河ステーション、銀河ステーション」のアナウンスとともに光に包まれた夢幻のような汽車が目の前に現れて……。

第5章 SF・ファンタジーの日本文学  116〜117p


『土の中の子供』 著:中村文則

大怪我で入院中の「私」。そのベッドサイドに佇む白湯子。彼女も数々の不幸を経験し、今も満身創痍。この二人だから分かり合えるものがある。「……泣けばいいじゃない。ここには、私しか、いないんだから」

第7章 美しい日本文学  144〜145p


それぞれ全く違う作風の物語だったので、
イラストもそれぞれかなり違うテイストになりました。

よろしくお願いいたします!





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宮崎ひかり
サポートしていただいた売り上げはイラストレーターとしての活動資金や、ちょっとおいしいごはんを食べたり映画を見たり、何かしら創作活動の糧とさせていただきます。いつも本当にありがとうございます!!