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🌟こちらは先日募集した「猫のお話」応募作品から制作したものです。 🌟お気に入りの作品がありましたら、 ぜひぜひ作者記事にコメント&スキ❤️をお願いいたします! 『ねこレクション』シリーズ 「縦スク文庫」とは スマホでさらっと読めて、美しい。 ミムコが提案する、新しい本のカタチです。 これから少しずつ流行るといいな、なんて思っています。 ホームページもありますので、 のぞいてみてもらえると嬉しいです。 noteのマガジンはこちら。
秋夕焼石ころを蹴る月曜日(ふぅ。さん) 月曜日。 ほんとつまんない。 なんてつまらない。 だってさ、日曜はとっくに終わっちゃったのに、 あと5日も働かなくちゃいけないんだよ。 あーあ。 あんなに綺麗な夕焼け。 なんでこんな時に限って、真っ赤に焼けてるの。 だって、ちっとも私に似合わないんだもん。 夕陽からそっぽ向いて、うつむいて。 そこにあった小石を蹴ってみる。 ころころ転がって、ぶつかって、跳ね返って。 まるで私みたい。 そうね。私はこっち側。 あの夕焼けには、 ど
5月31日、xuさんから告知動画が配信されました! プレミア配信を見ながらのチャット、楽しかった〜( *´艸`) さてこの度、xuさんからお誘いを受けまして、この夏新たなる企画を一緒に開催することになりました✨(鶴亀杯とは別|ω・) xuさんと私の企画といえば、今からちょうど1年前、こんな企画を立ち上げていました。 あれからだいぶ成長した(多分)私たちが再び手を組むことになりました( *´艸`) xuさん、お誘いありがとうございました❣️ 当時はまだnoteを始めたば
彼女のことは、とあるSNSでよく知っていた。 自分の小説の本を手作業で作り上げていく工程が、日々詳細に記録されている。その様子は上質な洋菓子を一つずつ箱に並べていくように繊細で、その本は言葉ひとつひとつが宝物だというように丁寧に編み込まれていた。 何度目かの春になり、私はいつものようにメタセコイア並木を抜けた公園のベンチで本を読んでいた。夕方になるとよく顔を合わせた彼女は、もうここにはいない。 花びらがひとひら、本のページに舞い降りる。私はパタっと花びらごとページを閉
漠然と大量の輻輳情報の中に飛び込んでも、心乱れて何も吸収できるものはない。 予め興味を持って「心の楽しむ視力(眼鏡)」で眺めれば、潜んだ宝物(ネタ)だけが、どんどん心に届く。 沁みて来る。 周辺に惑わされずに自身を研ぎ澄まし、そして自分に集中しよう。 🌕 満月の夜は、思いっきり心の底から、腹の底から、魂を込めて、愛情を込めて、そして茶目っ気も込めて、 吠えまくっちゃいます。 皆さまも、是非。 ご参加頂き、魂の遠吠えをお聞かせください。 【緊急チャレンジ企画】
始めに 私も参加させていただいている『ショートショートnote杯』。 発作的に書きたい衝動に駆られ10作を書き殴りました。 その後は他の組み合わせタイトルも書きながら、読者としても目についた作品をぼちぼち読んでいました。しかし、400文字であれば数百作品あったとしても一気に読めるんじゃないかと思い立ちました。 現に戸画美角さん他、数名の方も全読を試みているようでした。 (戸画美角さんは厳選&コメントされていますが、私はただ自分用に好きな作品を集めただけなのでご容
今朝、noteを開くとなにやら素敵な題名のnoteが目に留まりました。 え、xuさんってわたし??え??😍 思わずタップし、読んでみました。 正直、このお話を読んだ後、冗談抜きで泣いてしまいました。 それくらい、儚くて、切なくて、美しかったから。 きっと、インスピレーションの基盤はこの記事。 そして、数々の記事をきちんと読み込んでくださって、わたしと彼の物語を書いてくださいました。 あと、青がスキなの、バレてますね笑 ふんわりとした中に、鋭さがある。 わたし
xuさんとコラボ! まず先にこちらをどうぞ♪ ノートに名前を書いたら、その人がしあわせになるハッピーノート。 これを手に入れた僕は、しあわせとは何かを常に考えるようになった。 しあわせってなんだろう? 僕は今、しあわせなのか? 天使は知らん顔してその問いに答えてくれない。 ハッピーノートの持ち主だった天使は、ノートの持ち主が権利を返却するまで、天界に帰らずノートの持ち主と行動を共にする。 「エンジェル…(天使のことを僕はこう呼ぶ。猫に”ねこ”と呼ぶみたいなものだがあだ
あるところに美食家な王さまがいました。 王さまはおいしいものを食べたい思いが爆発し 世界中の料理人におふれを出しました。 「世界一うまい料理をつくったものに賞金を出す」 世界中の料理人たちが王さまにたくさんの料理をつくりました。 でも王さまは「おいしい」と言いませんでした。 ある日、旅人のような男が現れて、王さまを厨房に呼んで言いました。 「にんじんをこんな風に切ってください。 お肉をソテーしてください。 ○☓△□……。」 男の言う通りにつくってできた、なんの特徴もな
短編小説を書きはじめたのはごく最近、今年の初夏の「ピリカ☆グランプリ」への応募からだった。 リーダーのピリカさんはもちろん、shinoさん、カニさん、戌亥さん、ねじりさんと私が普段楽しく読んでいる方々が主催だったので、思い切って創作の世界に踏み出してみたのだ。 思えばさわきゆりさんの文章に出会って「こんなに短い文章でこんなに濃いものを伝えられるのか!」とびっくりしたのも、このグランプリがきっかけだった。 ここで参加しなければたぶん一生小説書く機会はないぞと自分を追い込みなが
こんにちは!ピリカです! またまたまた、新刊のご案内です! え?更新ハイペースすぎじゃね? そーなんです!なんと、ピリカ文庫史上、最速発表でございます! 月曜日にオファーして、木曜日にはお二方とも原稿がそろうという、なんという真面目さ、早さ、そしてこのクオリティの高さ! やっぱ、若さかしらね・・・ボソッ 誰もが一度は経験したかも・・・チョコレートといえば、バレンタイン。ハイセンスで、セツナかわいい作品を書いていただきました。 xuさん!ハンカチ必須、読んだらき
夏休みが終わると、 キミは引っ越ししてしまう。 「もうサヨナラだね」 ホントはもっと素敵な言葉が あるはずなのに。 僕は、ありきたりな言葉で濁した。 「うん、夏休み、楽しかったね」 キミの笑顔が、しばらく 見られないと思うと、 少し寂しくなった。 終わってほしくない夏休み。 夏休みが終わると、 もうサヨナラだ。 プラットホームに 列車の出発のベルが鳴り響く。 無情にもドアが閉まり、 列車は、ゆっくりと動き始めた。 止まっていた時計が、動き始める。 列車
(8/12夕方以降投稿分は第二集へ) こちらは2021年8月6日~8月15日実施の自主企画「絵から小説」Bの作品集です。投稿いただいた順に掲載しております。 参加特典:それぞれのnoteから清世が妄想した作家さんのイラストも同時掲載しております。 1.みけにゃんさん『見つめたその先には』 2.はるかぜるりいさん 3.大枝 岳志さん『去りて離れぬ夕暮れに』 4.cofumiさん『彼はあの日 夕陽になった』 5.xuさん『夕焼け小焼けで、おうちに帰ろう。』
あなたが「兄の友人」から「好きな人」に変わった日がいつだったかもう思い出せない。 幼い恋だったけれど、確かに私はあなたが好きだった。 小学生の頃、年に一度のお祭りが楽しみだった。 町中の人が集まっているんじゃないかと思うくらいの人ごみ。 かき氷も、型抜きも、絶対に当たらないと分かっているくじ引きさえ魅力的だった。 でも一番は五つ歳の離れたあなたに会えるから。 あなたを好きになったきっかけはなんだったか。 優しくて、私が泣いているとそばにいてくれたのは覚えている。 気が弱か