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ジャーナリングという名の書きまくり行為

日記は若いうちから書き続けているんですが、それとは別にここ十年来、紙のノートに書き散らすのが日課です。最初はなんらかのノート術だとかでやってて、そのあとは別のノート術と我流の書きまくりをやって、いまではただの我流だけが日課に残った。お気に入りのペンと百均のA5ノートを使い、一回につき見開き二ページを埋める。日に何度もやることも多い。思いついたこと、思考の流れをただ書いていく。こういうのをジャーナリングと呼ぶのだと最近知った。

正しい方法のジャーナリングではないと思う。ただ書きまくっているだけである。字は汚い。もうあたくしにしか読めない。で、書く瞑想と呼ばれるだけあってこれをやると心が落ち着く。いや瞑想というのなら本当に瞑想そのものをやったほうがさらに落ち着くんだけど、それは別腹、何かを書くという喜びがジャーナリングにはある。おお、こんだけ書けたわ、と思うのは精神衛生上よろしい。何かこうハイな瞑想というのか、フローだとかゾーンに入っていけるものだと思う。やる前とやったあとではだいぶ違う。少なくとも嫌なことや暗い気分のうち些細なものは忘れられる。やってみたらよい。本当ですから。

どうして心が落ち着くのか、というと、生きていたら人に話せないことなんてたくさんあるわけじゃないですか。話すにはちっぽけすぎたり、あるいは重すぎたり、その他いろいろの理由で話せないことがある。そういうのを紙のノートにわっと書き出してしまえば、かなりの部分で話すことの代用となるのではないのか。ノートは受け止めてくれる。やっていてそんな気はする。

ジャーナリング、おすすめ。

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金井枢鳴 (カナイスウメイ)
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