見汐麻衣

singer,musician / writer ✍️. 初エッセイ集『もう一度 猫と暮らしたい』(Lemon House Inc. )発売中。 Lemonhouse https://lemonhouse.jp/artist/mishio-mai

見汐麻衣

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  • 寿司日乗または雑記

    日記。雑感。

  • NEWS

    新作、新譜リリース、ライブスケジュール等についてのお知らせなどになります。

  • わたしのすきなひと

    季刊誌「黒猫」(リクロ舎)にて連載しておりました手書きコラム。毎回ひとりの人物について書きました。イラストも毎回下手なりに描いていましたが、楽しかったです。(全10回)

  • 歌詞集(1999〜)

    これまでにリリースしてきた作品の歌詞をこちらにまとめておこうと思いました。リリース順ではないですが、不定期に掲載していこうと思います。

  • 音楽

    音楽にまつわる雑文。 寿司日記に書いていたものをアーカイブしていこうと思います。

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見汐麻衣エッセイ集『もう一度 猫と暮らしたい』お取り扱い店舗

見汐麻衣 エッセイ集 「もう一度 猫と暮らしたい」 著者:見汐麻衣 仕様:四六判 変形 上製本 192ページ 装画・デザイン:横山雄 編集:花井優太(Source McCartney / 『tattva』編集長) 価格:2,000円(税込) 発売日:2023年5月27日(土) 発売元:Lemon House Inc. 随時更新していきます。 皆様の暮らす街の本屋さんで見かけた際は是非、手にとってみて頂けたら嬉しいです。 エッセイ発売後、対談記事。こちらも、併せて

    • 意識せずひと息で書いて。

      谷川俊太郎『空に小鳥がいなくなった日』(株式会社サンリオ) 谷川俊太郎の名前を初めて目にしたのは国語の教科書だった。 小学校2年生の時分、『スイミー』というレオ・レオニ作の絵本、谷川俊太郎翻訳のものが教科書に掲載されていた。私はこの話がとても好きだった。異国の物語が日本語で読めるということに当時はとても感動していた。翻訳という仕事があるのだと知り憧れもした。どんな人なのか先生に聞くと「詩人でもありますよ」と言われ、歌の歌詞とは違う、詩を書く、そんな仕事もあるのかと驚いた。

      • 【Mai Mishio with Goodfellas】バンドセットで出演します【LIVE】

        いつもご覧いただいております皆々様、ありがとうございます。 noteでのお知らせがどれ位の方々の食指に触れるのか未知ではありますが、こちらでも告知をひとつ。 ワタクシ本業であります音楽活動、今月30日、八丁堀七針にてバンドセットで演奏します。2017年、ソロになって以降発売したアルバムから早7年、7epシングルのみを5枚、この7年間でリリースしてきましたが、来年はアルバム発売に向け地味に稼働している最中です。年内最後の演奏、ご来場お待ちしております。 ご予約は七針にて承って

        • 寿司日乗716〜722

          2024年11月11日(月)雨のち晴れ 具合が良くない時の目覚め程嫌なものはない。起きた側からシンドイが無意識にお台所に立つのだから身体は私の意思より習慣の意を体して動く。ありがてぇ!昼飯。のち、西川美和監督「蛇いちご」鑑賞。この作品だけ観ていなかった。当時プリントチェックをした記憶はある(映画館で映写をやっていた時分)個人的な見解でしかないですが、西川美和監督に向田邦子の匂いを少なからず感じておりデビューされてからひっそり作品を追っかけています。エッセイも面白いです。 夜

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          わたしのすきなひとVol.6[上村一夫]

          わたしのすきなひとVol.6[上村一夫]

          寿司日乗709〜715

          2024年11月4日(月)晴れ 午前中起床、ジェーン・スーのラジオを聴きながらみしお食堂の仕込み。このところもやしが20円程値上がりしているがこれには大いに賛成です。もやし、万能なのに常に低姿勢な値段でした。50円でも安い。しかももやしは旨い出汁がでる。もやしもやし書いているともやし……もやし?ゲシュタルト崩壊がおこりますね。 昼飯の後、開けた窓から隣のお宅、引き続き仁義なき戦いを観ている音が聞こえてくる。いやぁ、さてはハマりましたな、しかし音量がデカい。苦情になりゃしない

          寿司日乗709〜715

          わたしのすきなひとVol.5[谷川俊太郎]

          わたしのすきなひとVol.5[谷川俊太郎]

          寿司日乗702〜708

          2024年10月28日(月)晴れ 10時起床、アレコレやるつもりが珈琲を淹れて腰掛けてしまうとぼんやりすることがいいと動けなくなりハッ!と我にかえると正午過ぎ。よくもまぁ2時間もぼんやりできるなと自分を責めたところでもう仕方がない。そうしたい時はそうするのがいい。明日のみしお食堂の買い出しにでる。お惣菜コーナーの前、鮭弁にするか鯖弁にするか真剣に悩むこと5分。ひとまわりしてきたであろう子供が「お母さん、あの人まだ悩んでるね」「しっ!言わないの!」というやり取りを耳にしてもな

          寿司日乗702〜708

          わたしのすきなひとVol.4[藤田敏八]

          わたしのすきなひとVol.4[藤田敏八]

          わたしのすきなひとVol.3[茨木のり子]

          わたしのすきなひとVol.3[茨木のり子]

          わたしのすきなひとVol.2[伊丹十三]

          わたしのすきなひとVol.2[伊丹十三]

          わたしのすきなひとVol.1[向田邦子]

          わたしのすきなひとVol.1[向田邦子]

          寿司日乗695〜701

          2024年10月21日(月)晴れ 午前中起床、キムチ鍋を欲する身体の意見を聞いていそいそとスーパーへ向かう。棚の1番高い所に置いてあるバラ売りの箱ティッシュをどうやっても取れないでこの世の終わりみたいな顔をしているお婆さんがいた。私はヒョイと手に取りお婆さんに渡した。「まぁ…ありがとう。助かったわあなたいいひとね」お婆さんに礼を言われる。箱ティッシュひとつとるだけでいいひとと言ってくれる婆さんの方がいいひとですとは言えなかったが、いいひとでなくても優しさや思いやりは持ってい

          寿司日乗695〜701

          寿司日乗688〜694

          2024年10月14日(月)晴れ 昼起床、みしお食堂の仕込み。そのまま昼飯。 15時過ぎて途端に眠くなる。「ニューヨーク恋物語」見始める。1988年放映ニューヨークオールロケ、バブリーな化粧、服、髪型。女の強さと男のロマンチシズムが際立つ。一般人でさえ生活を演じるだけの余裕とお金があった時代。なんとなく空虚。夜、王舟より「どうすか?」メール。阿佐ヶ谷で晩酌。作業の話など聞いてもらい幾分か気が晴れる。量子力学の動画を勧めてもらったので後で見ようと思う。 2024年10月15

          寿司日乗688〜694

          寿司日乗681〜687

          2024年10月7日(月)晴れ 10時ホテルを出て、喫茶店で軽食。カウンターに座る淑女達の土佐弁が聞こえてくる度いい気分になる。予約してもらっていたプフッツェさんの個展に行き、デザインについてなどの話を聞いているうちにコンセプチュアルな作品こそ自由さがあるのだと思うなど。レコ屋や茶店、レーベルメイトの録音見学など高知市内で半日過ごし羽田に着いた途端に自分の暮らしの時間軸に戻る。明日からは今月末のバンドセットライブに向けて諸々準備を始めなくてはと思いながら寝落ち。 2024

          寿司日乗681〜687

          寿司日乗674〜680

          2024年9月30日(月)晴れ 午後起床、ドラマを2本観て風呂。17時、新宿馴染みの店へ。今日がこの場所での最終営業。既に馴染みのお客様で席が埋まっている。2008年、当時一緒によく演奏していた山本達久氏に連れられて来店したのが最初だった。 それから16年、多い日は五月みどりの歌よろしく「一週間に十日来い」を地で行く日々もあり、そういう「特に酒が飲みたいわけでもないが、ひとりぼんやりすることもできりゃ、知った人達と話をするサロン的な場所」がこの店だった。(余談だか、もうひと

          寿司日乗674〜680