問題を切り分けて、肝をつかむ
とくにいまはそうですが、どの会社もさまざまな問題や課題を抱えています。しかも、それらは単一であるのではなく、複雑に絡み合っています。
正直なところ、どこから手を付けたらいいのかと迷います。どれも重要ですし、どれひとつとして避けては通れないことのように感じられます。
自社のこと、個人のこともそうですが、取引先のブランディングでは、いっしょになって「大変ですね」ではすみません。
小さな単位に切り分け、カテゴリーに分類する
クエストリーがよく使う言葉の一つに「問題を切り分ける」があります。これは個人的にはもう、「習い性」のようになっています。
手に負えない困難なようなことも、頭を抱え込みたくなるような難しいことも、小さな単位に切り分け、カテゴリー別に分類していきます。
一種の整理能力かもしれませんが、ていねいに話しを聞き、現場を見て、
問題や課題が切り分けられると、今度はどこが肝なのかがわかってきます。
事実を抽象化し、最上位の押さえどころを見つける
この肝と言う言葉もクエストリーではよく使います。事実を抽象化し、その中での最上位の押さえどころを見つける感じです。
切り分けがうまくできずに、肝が不明確なまま、問題解決をしようとすると必ずつまづきます。堂々巡りで、なにが問題なのかわからなくなります。
まあ、その時は再度問題を切り分けて、書き出して、肝をつかむことに立ち返るだけです・・・まあ、ねっちこくなければ問題は解決できませんね。