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個人・企業のコミュニケーションに必須な主語の変換
今日届いたDMで気になったこと
営業電話がたびたびかかってきます。「お世話になっています」と始まるのですが、「お世話してないけど」と思いながら、ていねいにお断りします。ときには「社長(僕がそうなんだけど)は外出中です」と伝えます。
今日届いたDMに書かれていたのは、「不動産のプロがすべて解決します」、「難易度の高い不動産案件こそ、プロのコンサルティング」。そう言われても、不動産には関心ないし、販売する物件も持っていない。
不動産とは別に、ちょっと気になったことがありました。販促やSNSでよく目にするのは、「弊社はこれができます」「当店の特徴はこれです」という表現です。しかし、主語が自分だと相手には届きにくいと思うのです。
相手の視点や感情に焦点を当てる
では、主語を自分から相手に変換したらどうなるでしょうか。自分自身を中心にした表現では、「私」が主語であり、自分の行動や機能を強調します。例えば、「○○ができます」「□□が特徴です」といったメッセージです。
一方、相手を中心にした表現では、「あなた」を主語として、相手の視点や感情に焦点を当てることができます。「○○だったら(私は)とってもうれしい」「(私は)□□を待っていました」といった感じです。
自分自身を主語から取り除いて、相手を主語として表現することで「自分ごと」として受け止めてもらえます。やってみるとわかりますが、個人や企業のコミュニケーションにおいて、この主語の変換は非常に重要です。