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好きの深掘り

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一度切りの人生だ。好きなことを我慢してはいけない。どんどん深掘りした方が人生は楽しくなる。 僕はジャズ、アート、本、映画が大好きだ。 仕事場ではジャズを聴きながら仕事をしてい…
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記事一覧

ハーブと小さな会社には、強みの共通点がある

S &Gを聴くと、甘くて、苦い思い出がよみがえる僕らの世代にとって「サイモン&ガーファンクル…

映画『パリタクシー』で、92歳のマドレーヌが語った言葉が心にちくっと刺さった

Prime Videoで『パリタクシー』という映画を観た。ストーリーはパリの中年タクシー運転手が、…

田中一村の作品を観ながら、頭のなかではボレロが流れていた

先日、東京都美術館で開催中の『田中一村展』に行ってきた。「神童」と呼ばれた幼少期から、終…

キューバ魂の再燃、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』を観る

1984年に公開されたヴィム・ヴェンダース監督の『パリ、テキサス』という映画がある。ロードム…

映画『男と女』を観て感じたこと・・人の記憶は当てにならないね

無名の29歳の監督を世に知らしめた作品部屋を整理していると、映画のDVDが出てきた。『男と女…

間に合ってよかった、終了前日に鑑賞した「須田国太郎の芸術」の素晴らしさ

先週の土曜日に足を伸ばしたのは、緑豊かな砧公園の一角にある世田谷美術館。開催中の「生誕13…

「スケアクロウ」で思い出したこと、映画は心に何かを染み込ませる

クエストリーが主催している「ブランディングクラブ」の来週5日(木)の「オンラインサロン」のテーマは、「映画を語ろう〜映画にはたくさんの学びが詰まっている」。主催者の個人的な好みに沿ったテーマ設定です。 実際に映画からたくさんのことを学びました。でもね、「どんなことを学んだの?」と問われると、いろいろとしか言い答えようがない。それでも何かあったときに、「あの映画ではこうだったなあ」といった感じで浮かんできます。 そんなことを考えていたときに、思い出した映画は「スケアクロウ」

期待せずに観たアーティゾン美術館の「空間と作品」がとても良かった

言われてみれば、確かにそうです。何のことかというと、アーティゾン美術館で開催中の「空間と…

リノベーション専門の工務店が運営している「ROUTE BOOKS」さんに行ってきました

行きたいと思っていながら、タイミングがなかなか合わず訪問できないところがあります。その一…

お勧めの美術展です、「TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション」

東京で暮らし、働く良さは何でしょうか?今日の東京の最高気温は34度、室外機の放出熱やアスフ…

夏の記憶と音楽・・・古き良き映画の魅力

朝から気温がぐんぐんと上昇、予報では34度になるとか。梅雨明け前だけど、こりゃもう夏だね。…

藝大日本画第二研究室の「素描展〜それぞれの視界」

昨日訪れた岩手県二戸郡一戸町で見かけた「山葡萄(ヤマブドウ)」の青い果実です。秋には黒紫…

仕事場の絵を夏向きに掛け替える

都内の取引先で午後から2時間半のヒアリングと2時間のミーティング、少々疲れました。同じ質…

スタン・ゲッツの命日を偲ぶ午後

午前中は雑務と明日のヒアリングの資料づくり、お昼を食べて近所を散歩、いまはこのnoteを書いています。仕事場に流れているのは「スタン・ゲッツ」のテナーサックスです。仕事には向いていないなあ。 スタン・ゲッツは1927年2月2日にペンシルバニア州フィラデルフィアのハーレムでユダヤ系ウクライナ人移民の家庭に生まれました。亡くなったのは1991年6月6日、肝臓癌でした。今日は彼に命日です。 当時のジャズミュージシャンの多くがそうであったように、ゲッツもアルコールや麻薬に溺れます