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「結果にコミットする」以上に大事なこと

痩せたいとか、きれいになりたいとか、健康でいたいとか、
その内にある「なぜ」にもっともっと向き合いたいと思う今日この頃。

まぁ、そんなことを改めて思わせてくれたのが ↓↓↓

TED : サイモン・シネック 「WHYから始めよ」

2009年に登壇し、TEDでも5000万回以上再生されている人気講義です。
日本語字幕もついているのでぜひ一度。

講義では、Apple iPhoneなどを例に、
人は「何を(what)」ではなく、「なぜ(why)」に動かされる
ってことをシンプルに説明しています。

この考え方は、企業のマーケティング・PR戦略だけでなく、組織のリーダーシップ、個人が何か目標に向かって動く時、自分をモチベートする時にも非常に有効な考え方です。

講義で最も重要な「whyからはじまるゴールデンサークル」をざっくり。

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ゴールデンサークルは、
中心に、自分も含めて人が動く(動かされる)理由「why」があって、
「how」としての行動、解決策、そして、一番外に 結果としての「what」。

人は誰でも(個人も企業も)、すぐに結果(what)から語りたがります。
 「夏までに5kg減!」
 「○○を使えばお肌年齢も10歳若返り!」
 「我が社のサービス、アプリで仕事の効率が15%改善!」

もちろん、事実としてそんな効果がある、結果にコミットする、自分自身に言い聞かせる、それらは悪いことではありません。

問題は、この「what」だけのメッセージ、決意表明では、
自分自身も含め人は、最初の一歩を踏み出さない、そして行動し続けることができないのです。

講義の中でも出てきますが、マーケットシェアのお勉強でよく出てくる「イノベーター理論」について。

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「新しい商品・サービス、ライフスタイルや考え方」などが世の中に浸透する過程を5つのグループに分類したマーケティング理論。
すごくカンタンに言えば「どうしたら流行るんや?」のお話です。

具体例は、TEDの動画でわかりやすく説明されていますが、
※ 発売日にiPhone買うため6時間ショップに並ぶ人とか、ライト兄弟の話とか

大事なポイントは、情報、流行に敏感でまず飛びつく「イノベーター」「アーリーアダプター」と言われる人たちは「how」「what」では動かないということ。iPhoneの例では言えば、Appleの企業理念、ビジョン、プロダクトにこめた想い「why」に価値があると信じている、「why」への共感に動かされている。あなたのスマホの性能が何%up!ってな「what」ではなく。

そして、「アーリーマジョリティ」「レイトマジョリティ」と言われる多くの人たちは、先行者の行動を実際に見て、評判を実際に聞い、はじめて動くのです。「街で見かけた」「YouTubeで紹介されてた」「誰々のインスタにアップされてた」「口コミいいらしいよ」と(ステマとか、あやしいインフルエンサーマーケティングじゃないとして)。

↓こんな感じ。

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ここまで、ビジネスよりの話を書いてきましたが、
この考え方は、個人の目標達成、自己実現にも当てはまると思っています。

自分自身の心の中にも、
何かを決意したり、前向きで、「自分は特別!」って思えるイノベーター、アーリーアダプターな自分。
半信半疑で、すぐサボったり、言い訳ばかりな、「人間もともと弱くて普通」なアーリーマジョリティ、レイトマジョリティな自分。
割合は人それぞれだろうけど、きっと誰だっているはず。

自分の中のイノベーター、アーリーアダプターをブチ動かしたい!

最新の情報や流行に敏感で、何かを成したいと思っている自分、
はっきり言葉にできなくても、何か目標や野心をもっている自分、
そんな自分自身の考え方を信じ、これからも信じたいと思っている人は、
「what」への期待ではなく、自分自身の「why」に納得することで、成功することができる、何かを前向きにはじめられる、継続することができる。

まだまだ、自分の中のイノベーター、アーリーアダプターを動かすためには、自分自身も「why」に向き合うのが必要だなぁ。。。

がんばろー。


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