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文を綴り、写真を撮る26歳です 脚本家志望

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私のこと

はじめまして。 noteはじめてみました。 早速ですが、簡単に私のことを書きます。 こんな時間だけど、チョコケーキを食べてます。 ダイエットしなきゃが口癖になっちゃってる、普通の女子大生です。ちなみに4年生。 将来の夢は映画監督。専攻は理系だから、いまは独学で脚本や映像のことをぽつりぽつりと勉強中。 趣味は、映画鑑賞・読書・写真を撮ること・絵を描くこと、観ること・ライブに行くこと・音楽を聴くこと・料理。たまに物語を書いたりもしてる。 これは私の大好きな神保町。散

    • 永遠に感じた一瞬の中で

      明日も君と肩を寄せ合い、他愛もない話ができる日を迎えられたらいいな、なんて。私が本当に欲しいのは、実はそんな、生ぬるいものじゃない。 明日が来ること以上の快感と、明日が来なくてもいいと思える満足感を味わえるような、痺れるほどの恋がしたい。狂おしいほどに愛されて、痛々しいほどに求め合いたい。 明日のことなんか忘れたくなるくらい、明日なんか来なくてもいいって思えるくらい、今日今この瞬間に全てを捧げることができたなら。 たとえ世界を敵に回してもとか、歌の中だけの話だと思ってい

      • お姫様になれないことくらい、わかっていたよ

        サンタさんは存在するから、今年もプレゼントが欲しいな。 今年で26歳になるわけだけど、大人気ないと笑われてもいいから、夢を持って生きていたいものだと思う。そうでもしないと、きっと脆く崩れてしまうから。 あんかけそばの下にある硬い麺くらい強ければ、握ったところで握った側は痛くて諦めるだろうけど、大抵は綿菓子のように、あのくらい柔らかくて繊細なはず。 だったら夢の一つや二つ、そこまで大きなものが持てないというなら目標の一つや二つ、誰に何を言われてもわたしはこれを貫くぞってものが

        • 終わりはいつでも突然で必然で

          君はいつだってそうだ 勝手に来て、勝手に去って、 いつの間にか終わっている 君はいつもそんなふうで、身勝手だけど 身勝手だけど、 何よりも魅力的で輝いていて、 誰よりも、寂しい そう、 夏はいつだって、身勝手で美しい 振り回されることが心地よくて、 体温と共に溶けてく感覚が忘れられない 鬱陶しいほどの熱気に押しつぶされるその息苦しささえも、 君からの愛なのだと感じてしまう だからこんなにも恋しくて、 懐かしくて、 また君を求めてしまうんだ

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        私のこと

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        記事

          今の自分を正当化するための散文

          起きていないことを心配して自分を追い込んでしまうのは、とても愚かで可笑しなことだと思うのだけれど、与えられた環境と、あらかじめ決まっている状況下で息をしているこの現実を運命と呼ぶならば、その中で丁寧に生きることをいつの間にか強いられている人間という生き物にとっては、これは至って仕方がない心の動きなのかもしれないと、考えることがある。 人間には色々な顔がある。多面的で、ゴツゴツとしていて、故に考え方も多岐に渡り、ひどく醜いときもある。 けれども大半は気が小さい。というより、小さ

          今の自分を正当化するための散文

          Good Morning

          道端に咲く名前も知らない花に「おはよう」と声をかけてみた。そしたらちょっと揺れて、「おはよう」と返してくれた。それでも私は君の名前を知らないし、君とまた出会うこともないと思う。だけどそんな出会いの方が、よく覚えているものなのかもしれない。 思い出の詰まった行きつけのホテルには、最近訪日観光客の方たちがよく泊まっているのだけれど、恋人と朝の散歩に出かけるためにホテルを出たとき、まだ朝早く、繁華街とはいえど人通りの少ない、濁りのない空気と夏を目前に控えた太陽の光が眩しくて、私は

          Good Morning

          愛すべき孤独と幸せと

          私は自分に嫌気がさす。だって涙もろいから。自他ともに認めるほどに、本当に涙もろいから。 誰かを困らせるつもりなんてない。泣くとのちに頭が痛くなって頭痛薬を飲む羽目になることもわかっているのに、涙をこらえることができない。 どんな時によく泣くのかという質問は私にとってはナンセンスで、四六時中その可能性があるとしか答えられない。 コップいっぱいに水をくんで、それが溢れずに耐えてるあの構図と、私が涙を堪えて世界を見渡してる時の感情は、非常によく似ている。 音のない深夜二時、街に溶

          愛すべき孤独と幸せと

          ひとつのことを長く続けることが苦手なわたしが、noteを始めて4年経ったみたいです。自分が思ったこと、感じていることを赤裸々に、ありのままに、これからも書きたいこと、書きたい想いに素直になって、マイペースに続けていけたらなと思います。いつもありがとうございます。

          ひとつのことを長く続けることが苦手なわたしが、noteを始めて4年経ったみたいです。自分が思ったこと、感じていることを赤裸々に、ありのままに、これからも書きたいこと、書きたい想いに素直になって、マイペースに続けていけたらなと思います。いつもありがとうございます。

          そうやって、また

          傷つきたくないから、傷つく前に、先回りして、顔色をうかがって、次に飛び出す言葉を予想して、その言葉に対する答えを頭の中に浮かべて、言い方をシミュレーションしてみても、たまに、あ、うそ、変化球きた、それは想像してなかったぞってこともあって、だから瞬時にまた別パターンの答えを思い浮かべて、しゃべって、ちょっといつもと声が違って、でも、なんとかその場をやり遂げて、そしたらさっきの空気がまだここまで続いていて、ああよかった、私は間違ってなかったんだ、なんて思いながら、でも今度は自分の

          そうやって、また

          短編小説【夏のいたずら】

          しょうもない時間だった。 でも、どうしようもなく愛おしかった。 彼と一緒にコンビニに入る。 効いているような、いないような、体温に近い冷房が体にまとわりつく。 火照りをとってもらいたいのに、本当に役立たず。 「新発売だって」 彼が立ち止まる。 アイスキャンディーが目につく。 「これ、味違うのふたつ買おう」 私は小さく頷いて、彼からぶどう味のアイスキャンディーを受け取った。 彼は桃味。 私たちは肩を並べて歩く。 アイスを食べるのに夢中に見えた彼が、ふと口

          短編小説【夏のいたずら】

          たやすいこと

          夜明けの終わり。 カーテンの隙間から差し込む明かりが、 あなたの頬にそっと色を乗せる。 これから先、私たちは 幾度となく、 同じようで全く違う、 甘くて痛い夜を越えていく。 うっすらといびきをかくあなたの、 目にかかる前髪をそっとどかし、 おでこにゆっくりと口づけをした。 それは、 とっても甘くて、 耐えられないほどに痛かった。 私の涙が、 うっすらと寝息をもらすあなたの、 私の体温が残ったおでこに落ちていく。 あなたの瞼が、細かく揺れる。 でも、どうか今だけ

          たやすいこと

          愛は、 人を強くするものではなく、 人を弱さから守るもの

          愛は、 人を強くするものではなく、 人を弱さから守るもの

          小学生がランドセルほどの大きさの、雪のかたまりを抱き抱えながら通学路を帰っていた。 大切に大切に抱き抱えながら歩いていた。 雪の白さに反して赤らんだ頬が愛おしくって、胸がじーんとした。

          小学生がランドセルほどの大きさの、雪のかたまりを抱き抱えながら通学路を帰っていた。 大切に大切に抱き抱えながら歩いていた。 雪の白さに反して赤らんだ頬が愛おしくって、胸がじーんとした。

          私のことを褒めて、愛して、可愛がって、守って、大切にすることが、あなたにできる? 同じだけの気持ちは返せない でも私は悪くないから謝れない あなたのことを一番にできなくても、私のことを想ってほしい 冷めたキスで暖めてあげる わがままと分かっていても、私は自分から逃げられないの

          私のことを褒めて、愛して、可愛がって、守って、大切にすることが、あなたにできる? 同じだけの気持ちは返せない でも私は悪くないから謝れない あなたのことを一番にできなくても、私のことを想ってほしい 冷めたキスで暖めてあげる わがままと分かっていても、私は自分から逃げられないの

          迷子

          街ですれ違った、優しくも鋭く私に刺さる残り香を辿る。 その匂いに導かれるように振り返り、必死にあなたを探したけれど、 あなたはどこにもいなかった。 匂いの記憶は怖いもの。 今はこうして忘れているのに、 一瞬にして、あの日の私を連れてきてしまうから。

          私は演技が好き。 人生はドラマ、私は女優。 本当の自分を隠していれば、私は私を肯定できる。 あなたに見せてる私の顔は、あなたが見たい私の顔。 あなたが見ている私の顔は、私が見せたい、私の顔。

          私は演技が好き。 人生はドラマ、私は女優。 本当の自分を隠していれば、私は私を肯定できる。 あなたに見せてる私の顔は、あなたが見たい私の顔。 あなたが見ている私の顔は、私が見せたい、私の顔。