今の自分を正当化するための散文
起きていないことを心配して自分を追い込んでしまうのは、とても愚かで可笑しなことだと思うのだけれど、与えられた環境と、あらかじめ決まっている状況下で息をしているこの現実を運命と呼ぶならば、その中で丁寧に生きることをいつの間にか強いられている人間という生き物にとっては、これは至って仕方がない心の動きなのかもしれないと、考えることがある。
人間には色々な顔がある。多面的で、ゴツゴツとしていて、故に考え方も多岐に渡り、ひどく醜いときもある。
けれども大半は気が小さい。というより、小さ