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#河出書房新社
わたしの本棚41夜~「おらおらでひとりいぐも」
読んだ小説が映画化されたら観にいくし、逆に映画が良ければ原作を読んでみたくなります。この小説も芥川賞受賞時に読みました。東北弁の文体が評判になり、老後の孤独感と合いまった共感できる内容でもありました。でも、これが映画化と聞いて、最初は、ストーリー性の乏しい展開、どうやって映画化するのだろうと危惧しましたが、沖田修一監督の映画の方は、寂しさ1、2、3と脳内の様子の3人を配置したりして、面白かったで
もっとみるわたしの本棚23夜~「聖者のレッスン」
今年2月に伊丹市で、作者の四方田犬彦先生の講演会がありました。質疑応答、懇親会もあったので、そのために氏の最新の本(2019年10月発行で、当時の最新刊でした)を読んでおこうと購入したのがこの本でした。正直、西洋史の知識と教養に乏しい私には、難しかったです。東京大学の映画講義だそうで、実際の授業では関連するDVDを授業でみて、説明をすると書かれていました。
☆「聖者のレッスン」四方田犬彦著(河