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鍼のお話し【盤龍刺】

#鍼灸 の歴史は深く、手技はあまたありますが、そのひとつに、#盤龍刺 (ばんりゅうし)という手技があります。


#中国鍼 の技をもつ大西立人先生に教えて頂いた手技で、脊柱(背中の真ん中の骨)の際を左右交互に刺鍼し締めに骨盤から龍が昇るかの如く刺激を加えるというものです。

画像:大西先生の治療院にて
#池袋ひりゅう鍼灸院
http://hiryuharikyu.com/sp/

#東洋医学 的には督脈(とくみゃく)の流れにアプローチ出来ると言われています。
【督脈(Governor Vessel;GV)】
胞中(精気が収まる所)から脊椎を上り後頭部から風府に至り脳に入る。さらに頭頂部の百会(ひゃくえ)を通り顔面部正中を経て上顎部口腔内 齦交(ぎんこう)に終わる

督脈は「陽脈の海」といわれ、陽経を統括する作用をもちます。経穴の作用は陽気を鼓舞させること。
頭項部の鎮静作用、上背部の呼吸・循環器系の調節、背部の消化器系、泌尿器系及び腰椎の疾患の治療、腰仙骨部の生殖器系や婦人科の疾患の治療と多岐にわたります。

背部の筋肉3層も鍼ならグッとアプローチできます。
乱れがちな#自律神経 を整える効果も期待出来ます。

画像:日経新聞 Nikkei Styleより

さらにその人に合わせて経絡やツボをプラスしたり、刺激量または、お灸などで調整しながら施術をします。

私の好きなオススメ『盤龍刺』の紹介でした。
機会がありましたら是非どうぞ。

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