おかしな「緊張」　～マンガ「ひとりぼっちの○○生活」の場合 #2

ぼっち「（緊張のあまり）足つったーっ」

マンガ「ひとりぼっちの○○生活」（第1巻）

◆概要

【おかしな「緊張」】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。

◆事例研究

◇事例：マンガ「ひとりぼっちの○○生活」（第1巻）

▶1

本作の主人公は、ぼっち（中1の少女）。

彼女は純粋で心優しい女の子だが……しかし極度の人見知り。そしてあがり症。さらにはネガティブ思考の持ち主である。

中学入学直後、

・Step1：ぼっちは決意した。よーし、友達を作るぞ！

・Step2：ぼっちは、まずは1つ前の席に座る生徒（なこ）に声をかけることにした。

・Step3：ぼっちは緊張する。カクカクと震える。全身に力が入る。それでも諦めない。ぼっちは頑張る。なこに向かって1歩、2歩と近寄っていった。

ところが、

・Step4：がくり！ぼっちがふいにしゃがみ込んだ。力が入りすぎたせいか、足がつってしまったのだ！

・Step5：一方、なこはギョッとする。……えっ、何？この子、どうしたの！？

▶2

緊張しつつも頑張ってクラスメイトに声をかけようとしたぼっち。ところがその結果……。

「緊張しすぎて足がつるって初めて聞いたよ（笑）」「ダメダメすぎる（笑）」と思わず噴き出してしまった読者は少なくないだろう。

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