アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の構成の分析【第3話】
引き続き、アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の構成を分析します。本記事で取り上げるのは第3話です。
※第1話を分析した記事からご覧になることをお勧めします。
分析対象
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです!
第3話のストーリー
空賊団「エリート興業」は、ラハマが所有する戦闘機「雷電」に目をつけた。
ラハマの人びとは、コトブキ飛行隊を雇ってエリート興業と戦おうと決意する。
コトブキ飛行隊は勇敢に戦う。また、気弱で優柔不断だった町長や自警団の面々も自分たちの街を守るために立ち上がる。
だが、雷電は奪われてしまう。コトブキ飛行隊は雷電奪還を誓った。
第3話の構成
▶第1幕(0-6分)
・商人ぶった空賊団「エリート興業」がラハマにやってきた。彼らは「偽の浮世絵と、ラハマが所有する戦闘機『雷電』を交換しよう」と無茶なことを言う。
・ラハマの人びとが困惑していると、「3日後にまた来る」。彼らは街の各所を遊び半分に銃撃し、そして去っていった。
▶第2幕前半(6-11分)
・気弱な町長は「奴らには敵わない。従おう」。一方、自警団長らは「コトブキ飛行隊を雇って迎撃しよう」。大論争になる。町長は気弱な上、優柔不断だ。彼は結論を出せない。
・だがエンマらの言葉に後押しされ、やがて町長は決断した「戦おう!」。
▶第2幕後半(11-17分)
・3日後。エリート興業がやってきた。
・自警団が出撃する。しかし数が少なく、しかも練度の低い彼らはエリート興業を止められない。
・間もなくコトブキ飛行隊6人が到着。次々とエリート興業を撃ち落としていく。
・戦いを見守っていた町長が、チラッと雷電に目をやった。
▶第3幕(17-21分)
・やがて町長が雷電で出撃。窮地に陥っていたエンマを見事に救った。
・だがその後、雷電はエリート興業に奪い取られてしまう。
・街の人々は「戦う意志を見せたことが重要だ」「きみたちのおかげで『自分たちで街を守る』という気概を取り戻せた」と満足気だが……やられっぱなしというわけにはいかぬ。コトブキ飛行隊は雷電奪還を誓った。
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(担当:三葉)