アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の構成の分析【第8話】
引き続き、アニメ「荒野のコトブキ飛行隊」の構成を分析します。本記事で取り上げるのは第8話です。
※第1話を分析した記事からご覧になることをお勧めします。
分析対象
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです!
第8話のストーリー
羽衣丸が魚の輸送を請け負う。依頼主はイサオ、護衛はコトブキ飛行隊だ。
輸送中、謎の敵から襲撃を受け、羽衣丸は占拠されてしまう。
だが乗組員一同の活躍で見事奪還、事件は無事解決した。
第8話の構成
▶第1幕(0-5分)
・とある休日。キリエは、子どもから「なぜ危険を冒してまで飛ぶの?」と問われた。彼女は言葉に詰まってしまう。……なぜだっけ?
・羽衣丸が魚(この世界では大変貴重な存在)の輸送を請け負う。依頼主はイケスカの新市長に就任したばかりのイサオ、警備はコトブキ飛行隊。
・イケスカに向かう途中、羽衣丸は正体不明の敵から襲撃を受けた。
▶第2幕前半(5-11分)
・いつも通りコトブキ飛行隊が出撃。
・だが、それは罠だった。敵は隙を突いて羽衣丸の船内に侵入。羽衣丸はあっという間に制圧されてしまった。コトブキ飛行隊は為す術なく、一時退却。
・敵はイサオに、①市長辞任と、②イサオが提唱する世界連合「自由博愛連合」の即時解散を要求した。さもなくば羽衣丸をイケスカに墜落させるとのこと。
▶第2幕後半(11-15分)
・しばらく後。キリエとレオナが羽衣丸に潜入した。2人は、船内に大量の爆弾が仕掛けられていることを知る。
・2人は、ルゥルゥ、副船長、ジョニー(船内酒場のマスター、じつは元凄腕の用心棒)、リリコ(同ウェイトレス、じつは格闘術の達人)らと連携し、船内の敵を排除していく。
▶第3幕(15-21分)
・やがて、すべての敵の排除を完了した。しかし敵が船内で実弾を使ったため、羽衣丸は操縦不能に陥る。このままでは「イケスカを守るため」という名目で、イケスカの飛行隊に撃墜されてしまうだろう。大ピンチだ。
・ルゥルゥの指示で、レオナが羽衣丸を精密射撃。イケスカ手前で軟着陸させることに成功した。事件解決後、イサオが意味深な笑みを浮かべた。
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(担当:三葉)