バイクの上で××しちゃおう!!|『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』に学ぶテクニック
名作映画を研究して、創作に活かそう!
本記事では、「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」に【ユニークでパワフルなエピソード】などを学びます。
※「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」については、別記事でも研究しています。詳細は、記事末尾の「関連記事」欄をご参照ください。
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テーマ発表!!
本作には刺激的なシーン、魅力的なエピソードが盛りだくさんです。
前回に引き続き、その中でも特に目を引くものをいくつかご紹介しましょう。
※前回 → この「頭の悪いセリフ」を見よ!!|『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』に学ぶテクニック
<主要キャラのご紹介:玲子>
▶ 本作の主人公
▶ 女性、20歳頃
▶ 女性ばかりの不良グループ「アテネ団」のスケバン
▶ 仲間と共に、ケンカ、博打、シンナー、自動車泥棒など、やりたい放題の毎日
<主要キャラのご紹介:英二>
▶ 玲子の友人
▶ 男性、20歳頃
▶ 学生愚連隊のリーダー。いつもバイクを乗り回している。しかし、暴走族という感じではない。チャラチャラした大学生という印象
▶ 彼の父は製薬会社の社長で、英二は甘やかされて育った
【Topic③】腕力の強化に努めるべし
玲子率いる女性ばかりの不良グループ……アテネ団!
アテネ団には、団員が守るべきルールをまとめた「アテネ憲法」なるものがあります。
条文を見てみましょう。
・1:番長の命令には絶対服従すること
・2:団員が特定の男を持ったり、従属したり支配を受けることを厳禁する
・3:団の秘密は堅く守ること。口外した時は、死の制裁も甘んじて受けること
・4:脱退は全員一致の意見を必要とする
・5:団員は力と度胸を重んじ、腕力の強化に努めること
私が好きなのは第5条、「腕力の強化に努めること」という部分です。
何しろ不良グループですからね。喧嘩や抗争だってあるでしょう。腕力は重要です。
残念ながら、玲子らが腕力強化に努めるエピソードは作中に登場しないのですが……あれですかね。団員勢ぞろいでパンチやキックの練習をしたりするのでしょうか?
【Topic④】バイクの上で何をするか?
続いて、一度見たら一生忘れることができぬであろうユニークなエピソードをご紹介しましょう。
<1>
映画開始から52分24秒経ったところで、何の前触れもなく(そう、本当に何の前触れもなく)、英二が宣言します「これからは、カーセックスの時代じゃない!オートバイファックの時代だ!」。
英二は、至って真面目です。眉間にしわを寄せ、クソ真面目な顔をしている。
……もうね、早速爆笑ですよ。クソ真面目な顔で「オートバイファックの時代だ!」なんて意味不明なことを堂々宣言されたら、そりゃ笑うに決まっています。
<2>
英二の「オートバイファックの時代」宣言に対して、女性(アテネ団の団員)が問うた「ファックって何よ?」。
もっともな疑問です。
それに対して、英二は何と答えたか?
彼は言いました「やってみればわかるよ!脳天まで痺れるぜ!」。
……ちっとも答えになっていませんね。
<3>
以下、「オートバイファック」の概要をご紹介しましょう。
・1:場所は草原。バイクが10台ほど並んでいる
・2:女性陣(アテネ団の団員)が、スカートとパンティだけを残して裸になる
・3:女性陣が、1人ずつオートバイの上に仰向けに寝そべる
・4:男性陣が、女性陣のパンティを脱がす
・5:男性陣が全裸になる
・6:男性陣がバイクにまたがる(つまり、1台のバイクに男女1人ずつ乗ることになる)
・7:英二が宣言する「男がバテるまでに走った距離で勝負!忘れるな、イッたらその場で停まるんだぞ!」
・8:男性陣が、女性陣の膣にペニスを挿入する(女性は仰向け、一方男性はバイクのシートに腰かけたまま挿入。つまり、正常位に近い体位)
・9:男性陣がバイクのエンジンをかけ、各々発車する
・10:バイクの振動によって(?)、男女ともに性的興奮が高まる
・11:男性が射精したら、そこでストップする
つまり「オートバイファック」とは、「バイクの上で男女が性交 → 最後まで射精を堪えたコンビが優勝」というレースです。
バイクの爆音の中でよがる女性陣。中には、失神しているように見える者もいる。
一方男性陣は1人また1人とリタイアし(つまり射精し)、その場でぐったり虚脱する。
……そんなシーンが2分以上続きます。
じつにぶっ壊れていますね。
<4>
さて、レースを制したのは英二と玲子のコンビです。
英二は誇らしげに言った「玲子!オレたちがトップだ!」。
いや、そんな誇ることかな……?
さらにこの直後、なぜか英二と玲子は熱いキスを交わし、ムーディーな性交シーンが始まります。
……「オートバイファック」の直後に、そんなムーディーになりますかね?
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以上、「オートバイファック」をご紹介しました。
訳のわからぬエピソードではありますが……しかし、じつにユニークでパワフル!記憶に残る名エピソードであることは間違いないでしょう。
みなさんも、「オートバイファック」に劣らぬパワフルなエピソードに挑戦してみてくださいねー!!
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(担当:三葉)