【21年夏アニメ研究】「死神坊ちゃんと黒メイド」の分析1 ~第一印象の分析
※本記事では、2021年夏アニメ「死神坊ちゃんと黒メイド」の第1話を分析します。
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですので、お好きな方でお読みくださいませ!
第一印象の分析
本話を鑑賞した複数のアニメファンの第一印象を整理・類型化した。作品の雰囲気をざっくり把握するのにご利用ください。
▶全体
・【①主人公2人は相思相愛である。②しかし、一般的なカップルのようにラブラブしたりイチャイチャしたりはしない(できない)。③女性が男性をからかう】といった点から、「からかい上手の高木さん」や「イジらないで、長瀞さん」と同系統の作品と言えるだろう。
・しかしそれらの作品と比べると、本作の主人公カップルはイチャイチャ度合いが高い(相思相愛であることを2人とも理解している、第1話からプロポーズめいた発言をする etc.)。
・主人公カップルが相思相愛なので安心して見ていられる。また、<両想いなのに触れられない>という設定が見ていてもどかしく、癖になる。
▶構成
・物語前半は軽いギャグの連発だったので、「最後までこの調子でいくのだろうか?飽きてしまいそうだな」と不安を感じた。しかし後半はグッと物語性が強くなり、最後まで楽しめた。
▶キャラ
・フィリップは主人公を疎み、拒絶する。だが悪人ではない。だって彼は、アリスを本気で心配したり、主人公に哀れみを感じたりしているのだから。この<絶対的な善人とも悪人とも言えぬ態度>が人間臭くていい。
▶ネガティブな反応
・<女性がセクハラめいた言動で男性をからかう>という作品は、見ていてうんざりする。「女性は何をしても許されるのか?」と言いたくなる。もしこれが男女逆だったら(男性がセクハラめいた言動で女性をからかう作品だったら)大問題になっていたはずだ。
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(担当:三葉)