L'OSIER 2024.01
はじめに
ミシュラン3ツ星のフレンチ、「ロオジエ」に参りました。
ランチ利用です。
前回の訪問記はこちら↓
勝手に評価!
総合評価:4.4 凄く良い!
料理・味:4.4
サービス:4.3
雰囲気:4.6
コスパ:4.3
実際に食べたもの
ランチコースMENU «LES BELLES GOURMANDES»(22,000円、税込サ別)にデザート追加(3,500円、税込サ別)をお願いしました。
アミューズブーシュ
一口サイズのアミューズが3種類。
チョリソーやフムスなど、フレンチには珍しい食材を使いつつもエレガントに仕上がっています。
とっても繊細なので、写真はほどほどにしてすぐに食べましょう!
パン
メゾンカイザー特注のパンと自家製のパン。
美味しいし、ソースをパンで拭って頂きたい人間であるため、パンを早めに頂けるのは嬉しい限り!
特にお気に入りはミルクパンと栗のカンパーニュ。
ほんのり甘くて、お菓子感覚で食べられちゃう。
こちらはテーブル毎焼きたてを頂きます。
酸味の効いたパンです。
アミューズブーシュ 続き
バターナッツカボチャのポタージュの下には、鶏のブイヨンで作ったロワイヤル(洋風茶碗蒸し)、上には紅茶風味のクリーム。
カボチャの甘みとロワイヤルの旨味に、スパイシーな紅茶の風味がアクセントを加えます。
美味しいアミューズに、続く品へ期待が高まります!!
前菜
3種類の貝と彩りの良い様々な野菜が綺麗に敷き詰められています。
貝はコリコリと程良い食感と海の爽やかな旨味。野菜は優しく自然な甘み。
シトロンキャビアの酸味で後味がきりっとします。
魚料理
ロオジエのソースはクラシックながら軽やか。
まろやかなコクが口の中に広がりつつ、後味爽やかなシャンパーニュソースはいくらでも入ります!
正直ハタはもっと上手に火入れできそうな気がします。
肉料理
ロオジエで初めての煮込み料理。
こういうクラシックなお料理、待っていました!!!
取り分け前にお鍋でお見せいただきましたが、美味しそうな香りがぷんぷん。
このままください…(笑)
仔牛はホロホロ。あっさりではありつつ、しっかり旨味を感じる。
塩気をしっかり効かせたホワイトソースは、仔牛、トリュフや根セロリの風味をまろやかに包みます。
これがべらぼうに美味しくて、そのままで、仔羊やリゾットと絡めて…
なんと、3回も追いソースしていただきました!!
比較的小さめなポーションだったこともあり、あっという間。
デザート
抹茶のアイスとムース、下はチェリーのジュレ。
スパイシーなジュレと柔らかい抹茶の風味が意外にも合う!
特に一番右のナッツのシュークリームがお気に入り。
軽やかなサブレのようなシュー生地にナッツの香ばしさが堪らない!!
女峰の甘さと瑞々しさ、そしてほんのりと効いた酸味をしっかりと感じられる一品。
サフランの風味、下に敷かれたマシュマロの食感が苺を引き立たせます。
サフランはカレーのイメージしかなかったため、苺と組み合わせることでこんなに美味しくなることに驚きました。
追加デザート
焼き立てをすぐにお出しいただきました。
顔を近づけるとピスタチオの香りが既に!
ナッツらしい濃厚さがありつつ、しゅわしゅわで口溶け滑らか。
キルシュのアイスと合わせると、とろ~んと無くなります。
非の打ち所がない。
小菓子はワゴンサービス。
好きなものを好きなだけ頂けます。
大好きなカヌレとレーズンサンドは2個ずつ、マシュマロは大人盛りで!
全体的に甘めですが、これは別腹です!
サービス
総じては素敵なサービスでしたが、個人的に気になる点が2つほど…
オペレーション
魚料理から品出しのテンポが悪く、なかなかお料理が来ませんでした。そのため、デザートから退店までがやや忙しなくなってしまいました。
また、食後の飲み物がなかなか聞かれず、やや遅めのご提供になりました。サービス
隣の席の方の話ですが)中座している方がいるにも関わらず、デザートを提供されていました。
退店時間を考慮してのことだったかもしれませんが、3ツ星レストランであるならばお揃いになってからお出しするのでは?と感じました。
お値段
ランチコースMENU «LES BELLES GOURMANDES»(22,000円、税込サ別)、デザート追加(3,500円、税込サ別)、ミネラルウォーター、ドリンク2杯で35,000円/1名でした。
一般的に考えると高いですが、3ツ星レストランを考慮するとコスパは良いと思います。
まとめ
冬の訪問だったこともあり、クラシックな料理、大好きな苺を味わえて本当に良かったです!!
サービス面で若干心残りがあったので、次回は解決されていると嬉しいな。
またの折に、是非訪問したい!