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全裸監督 第4章 要約
第4章 600万円(毎月警視庁刑事たちに渡していた工作資金)
警察の捜査状況を刑事たちに密かに教えてもらうための賄賂(当時、裏本を取り締まるチームが4つあり、その4つのチームに満遍なくお金をばらまいていた。打合せと称する接待とその場で渡す現金50万とか)。裏本制作者と取締り側のズブズブの関係を暴露している。
裏本を毎月20本出版できた最大の理由は、村西とおるの応酬話法の威力(女を口説くテクニック
本田靖春「不当逮捕」
1983年刊。第6回講談社ノンフィクション賞受賞作(ちなみに、講談社のこの賞の受賞作を年代順に読んでみたい気もする)。
読売新聞記者/立松和博逮捕の顛末記。最も驚いたのは、和博の父/懐清が関東大震災時の朴烈と金子文子を取り調べた予審判事だったことである。懐清が朴烈と金子文子を2人だけにして写真を撮らせたり(大正末年の怪写真事件として有名で映画にもなっている)、立場の弱い2人に対して好意的に接した