きらきらから遠ざかる、SNSに囚われて
きらきらライフ
SNSを覗くとそこある
きらきらと輝いた生活。
丁寧な暮らし
これも私にとって
憧れを抱き続けた生活である。
SNSを覗くと朝起きて白湯を飲んだり、
コーヒーを淹れたりと、
それぞれのルーティーンから始まり、
何種類もの朝ごはん、パンの盛り付け。
出たばっかりの新作コスメを
これでもかと並べてメイクアップする人たち。
海外を旅する人たちのSNSは、観光地を訪れたり、おしゃれして素敵なカフェに行ったり。
なんて眩しい生活だろうと羨ましい気持ちが湧き上がってくる。
もちろんこれが全てではないことくらい
理解はしているはずなのに。
隣の芝生は青く見える
がすぐそばにあるのは本当に危険なことだなぁと思う。
私はというと、そんなきらきらとは程遠い生活の中にいる。それも憧れの地フィンランドにいるにもかかわらず(小声)。
前回のニュージーランド生活が響き、少ない資金でフィンランドへ渡ってきたために娯楽に使えるお金がなかなか捻出できない。
あれ、私が思い描いていたきらきらってなんだったっけ?ただカフェ、お店で買い物できたらそれで満足?改めてと問い直す。
SNSを見ていると、
本当にやりたかったことや自分が思い描いていたことからどんどん遠のいてしまう。
自分の世界を置き去りにして夢中になってしまい、あっという間に時間を浪費して
最後に残るのは、あたし何やってんだ……
という罪悪感だ。
なぜこんなふうにきらきらした生活を送れなんだ!とSNSを眺めてはモヤモヤを繰り返す日々からは。もうおさらばしたい。
私が今いるのは誰の家でもない
おしゃれな家具も道具も。カフェ通いできる余裕もない。
あるのは日本から持ってきた
45リットルのバックパックのみだ。
私に今できる限りの経験をここでたっぷり堪能しなければ。だってそれは今の自分ににしかできないんだから。と、奮い立たたせる。
きらきらした生活は画面の中ではない
でもそれは意外とすぐそばにあるものかもしれない。少しずつ、迷いながらも
自分にできることを模索し続けていきたい。
きっとみんなそれぞれ自分にしかできない楽しみをみつけられるはず。
SNSに囚われすぎずに。
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