リベンジ✒️
先日より、坊っちゃん文学賞への応募作品を書き始めた。なかなか進まない。テーマやあらすじはできている。しかし...。
簡単に言うと、原稿用紙10枚以内のショートショートである。かつて、長編やショートエッセイはたくさん書いている。なのに...
宣言して約10日がたった今、どうして書けないのかと言う壁に当たってしまった。そして、ようやくわかったことが二つある。それらをここで整理することにした。
①書く動機が曖昧であること
②書き出しの一行が思い浮かばないこと
そこで、この二つを整理し直す。
①書く動機が曖昧であること
坊っちゃん文学賞には、以前から興味があった。10年くらい前より。当時は中編の募集だった。それに向けて書いていた。しかし、それは方向を変え、Kindle出版をした。
その後、次の作品を描くためにnoteにエッセイを書きためた。おかげで題材や断片的スケッチはたまった。ところが書く動機が曖昧で、パズルの組み立て作業になってしまった。
もう一度、原点に帰る必要性を感じた。そして、動機→テーマ→あらすじ→下書き→清書の手続きをすることにする。
②書き出しの一行が思い浮かばないこと
まずは、気負い過ぎ。ボクは書き出しが素敵な作家が好きだ。例えば、漱石「地に歩けば角が立つ」、ぽっとで式の庄野潤三「ひばりの子」、またさりげなく引き込まれる志賀直哉の短編がすきだ。
今回は「雑魚釣りを通じて親子」の在り方を描くため、さりげない情景描写か入ることにする。となるの、庄野潤三方式でショートショートの情景づくりがふさわしい思う。「ひばりの子」では、ひばりが登場したことでいっぺんに状況を表した。それに変わる何かを創作しなければならない。
どうやら、壁を二つにカチ割り、その対策が見えてきた。逆に、動機を明確にして書き出しさえ工夫すれば下書きまでは漕ぎ着けそうだ。あとは、比喩や描写などを楽しむことにする。
かわせみ💎
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